あれっ？『やさしい免疫学 その１』の後がないですけど？
って突っ込み入りそうですが、、、
そちらは放置のまま『メディカルアロマ入門 その１』を
まとめます。今回は上書き保存こまめにしてるので
きっと消えることなく大丈夫です。。。
・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハーブ医学とアロマセラピーの原点
植物は地に根を張り動くことができません。
そのため外敵に葉っぱを食べられたり、自然環境が過酷に
変化しても絶滅しないで生き続けることができるように
植物の各部分に消炎作用・抗菌作用・細胞生成作用の
エッセンス（精油）を自ら生成し外敵から身を守ってきました。
そして何千年もの歴史の中で人々はこの植物の消炎作用や
抗菌力を利用し傷の回復などに取り入れてきました。
コレがハーブ医学に始まりアロマセラピーの原点となっています。
アロマと医薬品との違い
植物から抽出した１種類の精油は何百もの化学成分が
複雑に繋がりあって構成されています。
頭痛ひとつに作用する場合も鎮痛効果のある成分が大脳に直接作用し
ただ痛みを取り除くだけではなくストレスの緩和による相乗効果で
痛みの元となっている原因にもアプローチします。
しかしながら、医薬品の頭痛薬は痛みそのものを抑えるために
血管を収縮させ血の流れを悪くし身体本来の回復力の
邪魔をしてしまいます。
そのため原因の元となる根本治療は出来ず繰り返し薬を必要とするため
逆に身体を弱らせてしまいます。
まだ医薬品がなかったころ先人たちが利用してきた
ハーブやアロマは合成医薬品では根本治療が出来ないことに
気付き始めた人々により改めて良さを認識され
今再びハーブやアロマによる治療法が見直されてきています。
アロマは単体でホルモンにもアプローチ
西洋医学では副腎皮質ホルモンが出ない場合は
副腎皮質ホルモンに変わる合成医薬品を飲ませる治療を行います。
外から副腎皮質ホルモンを供給してもらえると思った身体は
自ら副腎皮質ホルモンの分泌を辞めてしまうため
薬を飲み続けなければ副腎皮質ホルモンの作用を得ることができない
身体になってしまうのです。
また中医学の鍼は自律神経に働きかけ副腎皮質ホルモンを
分泌することを思い出させることができるのですが、
そのためには鍼を毎日うたなければ効果は期待できません。
しかしながら鍼は漢方とセットで処方することで完成されるのですが
日本は中医学に対して保険制度が使えないので効果はあるものの
治療費が膨大になってしまいます。
アロマはアロマだけでホルモンをつかさどる自律神経に作用するので
副腎皮質ホルモンの分泌を単体で促すことができる優れものです。
どんな治療法も万能ではないこと
アロマ＆ハーブも上記のような理由で
西洋医学や中医学に勝るとも劣らない治療法ではあるのですが
決して万能ではありません。
血が滴り落ちて傷口がぱっくり開いていたり、骨折している場合は
やはり西洋医学のもとで外科的な手術も必要です。
何をもって治療の選択をするかは自らが学び知ることで
治療の選択肢は増えケースバイケースでフレキシブルに
対応することができる のです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゆみまる。考
今回メディカルアロマの勉強を初めてさせていただいたのですが
アロマって侮（あなど）れませんね。
毎月アロママッサージ行っていますが～
ただ単に香りで癒されているだけではなかったのですね。
もちろん施術者の杉〇さまの癒しも凄く感じてるのですが
マッサージオイルの中にアロマオイルを加えることにより
皮膚からオイルの成分が血管中に入り大脳を刺激する。。。
この流れを知っただけで次回のアロママッサージは
ますます効き目を感じそうな単純系のゆみまる。です。
次回は～
ハーブ＆アロマの効力と取扱の注意事項をリポートします。
