こんばんは、医療従事者のための心理カウンセラーの

春風ゆみです。

 

世の中には、いろいろな心理学があります。

NLPという心理学を学ぶと、

人には得意な感覚があることを

学びます。

 

人には、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚

の5つの感覚があります。

 

そのうち

視覚優位、聴覚優位、身体感覚優位の違いで

人を見る考え方があるのです。

 

自分とコミュニケーションをする相手の感覚を知り、

相手にある程度合わせることで

相手との信頼関係を築きやすくなるのです。

 

人は同じものを感じると

安心するからです。

 

視覚優位の人は、

「未来が見えない」「場が明るい」「見栄えがする」

などの言葉をよく使います。

 

聴覚優位の人は、

「リズムが合わない」「色がうるさい」「○○のように聞こえる」

などと話したり、擬音を使うことが多いのです。

 

また身体感覚優位の人は、

「鳥肌がたつ」「いい感触で話がすすむ」などと言うと

言われています。

 

 

人を観察していると

少しずつそれが

わかってきます。

 

そして視覚優位の相手には

「未来は明るいね」というような

言葉を使って会話をしてみると

安心感が生まれると言われているのです。

 

 

私はちなみに

その学びの時に

先生から

身体感覚優位の人だと言われました。

 

自分でもそうだと

思っています。

 

何でも触ってみたい、ふわふわのものが好き、

服を買うときも必ず肌触りを感じることが重要です。

 

このような五感の感覚ですが、

実は小説やエッセイにも

その人の人物像を作るときに

書かれているのです。

 

小説家の先生のお話を聞いたことが

あるのですが、

ある主人公を描くときに

この人は、どの感覚が鋭いのかを考えて

描くそうです。

 

全部の感覚が鋭いような書き方は、

ダメな小説で、

その主人公が、ある程度どれかの感覚が鋭い、

というような書き方をする方が

読者が、

主人公の設定にリアリティを感じるのだそうです。

 

私の知人に

聴覚優位な人がいます。

テレビで旅番組を見ていて

「今日のアナウンサーは○○さんだ」と

すぐに違いを言い当てます。

その番組は2人の女性アナウンサーが交代で、

声だけでナレーションをするのですが、

よく似ているし、

私には違いがあまりわからないし、

その違いが気にならないのですが、

彼はとても気になるそうです。

 

またスーパーや百貨店に行くと

雨の日のメロディが流れたり、

レジが混んでいるメロディが流れると

すぐに反応しているのです。

 

相手の優位感覚を知る前に

まず、自分の優位な感覚を知ることが

大切です。

 

本を読むときに

この主人公は、

どの感覚が優位だろと

想像しながら読むことも役立つかも

しれません。

 

 

 

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