こんばんは、医療従事者のための心理カウンセラーの

春風ゆみです。

 

日本ではカウンセリングを受けるのは、

心の病を抱えているとき、

そう思われる方がほとんどではないでしょうか?

 

そういう私も

30年以上総合病院に勤めていましたが、

アトピー性皮膚炎で

カウンセリングを受けるという発想は

全く持っていませんでした。

 

心理学を学び、

ホリスティックについての学びの中で

心と体はつながっていると学び、

自分自身でもそれを実感したのです。

 

心を見つめることで

病が治るという経験を

自分自身でも体感し、

その経験された方の

お話も聞きました。

 

 

西洋医学を否定するわけでは

ありません。

 

人はかゆみや痛みがあるときは

それに対応できる薬を使用すればいいと思います。

でもカウンセリングも受けるという選択が

あることを知っていると

治すための選択肢が増えるのです。

 

西洋医学だけ、またはカウンセリングだけ

というのではなく、

西洋医学もカウンセリングもという選択も

あるのです。

 

以前にもブログで書きましたが、

体から出るものは

体を浄化しているという考え方が

あります。

 

尿や便、血液や汗、

吐く息や咳、そして発熱などの症状も

体を良くするために

自浄作用が働いているのです。

 

そして発疹なども

そのように考えるのです。

 

アトピー性皮膚炎について

心理的影響が多いと書いてある論文も

たくさんあります。

 

発症に心理面が影響するのは

もちろんのこと

発症後に外見上に現れる症状のため

人と会うのをためらったり、

そのために職業選択に制限が出てきたり

することもあるのです。

 

病気は体からのメッセージです。

症状だけにとらわれるのではなく、

この症状が起ったのはどうしてか?

本質をとらえなくては

一時的に治ったとしても

また同じ症状がでるのです。

 

そしてとらえ方が変わると

心が変わります。

心が変わると

体が変わるのです。

 

アトピー性皮膚炎は

心身症と言われることが

あります。

 

心身症とは、

心理的社会的ストレスが原因となって

発症したり症状が悪化する体の病気の総称です。

 

同じように、心理的社会的ストレスにより発症する

うつ病などの精神疾患と異なり、ストレスに応じて

体に器質的機能的異常が現れる状態を

いうのです。

 

病気を治すのは

患者さん本人です。

 

医療従事者が治すものではありません。

 

またカウンセリングでも

カウンセラーが心身症を治すのではないのです。

 

カウンセリングを受けると

すぐに治るというものではありません。

 

患者自身の自己治癒力を高めるための

何かの気づきが起るかもしれない。

起こらないかもしれない。

 

けれども

医療従事者自身が

アトピー性皮膚炎は心身症であり

心理カウンセリングという治癒に向かうための

選択肢があると知っていることが

患者さんにとっても有益な情報が

増えることににつながると感じます。

 

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