こんばんは、医療従事者のための心理カウンセラーの

春風ゆみです。

 

ご本人にとっては、深い悩みかもしれませんが

そもそも、どうして

そのような悩みを抱えてしまうのでしょうか?

そんな悩みを抱えているのではないかと

感じる方がおられます。

 

 

ある20代の会社員の女性Aさんは、

会社で、取引先のパワハラが原因で

適応障害になり3ヶ月休職をされていました。

復帰後、会社の配慮もあり、取引先の担当を変えてもらい、

短時間勤務から通常勤務への移行もうまく行えたそうです。

そして問題がなくなったと思っていた矢先、

彼女の後輩女性Bさんは、

先輩から悩みの相談があると言われたのです。

 

悩みの内容は、2人の後輩である男性社員C君が

責任の重い仕事を任されていないので、

かわいそうだと言うのです。

仕事のやりがいを感じられないのではないかと。

 

Bさんは、A先輩の話は聞いたものの、

C君が悩みを抱えている様子はないし、

責任の重い仕事を任されずに、

喜んでいる可能性もある。

A先輩はC君に悩みを聞いているわけでもないし、

C君の心の中はわからないと、

思ったそうです。

 

人がどう思っているかを感じるのは

その人の主観です。

 

Aさんは、C君が悩みを抱えていると思い。

 

Bさんは、C君は責任のない仕事で喜んでいる

可能性もあるのではないかと思ったのです。

 

Aさんのように、

本人に聞いてもいないことで、

自分のことではないことで、

抱えなくてもいい悩みを抱える方が

おられます。

 

悩みを抱えている方が安心できる、

そんな方もいるのです。

 

悩みを抱えることが

普通であるために、

そうでなくなくなった時、

何か違和感を覚え、

知らず知らずに悩みを抱えてしまうのです。

 

 

顕在意識では

誰もが悩みなんかいらないと思っています。

 

しかし潜在意識では

その人のこれまでの生い立ちの中で

悩みを抱えていた方がいいという

思い込みがあると

このようなことが起るのです。

 

二次利得という言葉があるのですが、

本人の中に

悩みを抱えていた方がいい、

問題を抱えるメリットが存在するのです。

 

カウンセリングは、このように

繰り返し起る問題に対して

自分を見つめる、

自分の内面のパターンを見直すことを

行います。

 

でも自分でそれが

パターンであるということに

気づくことは、実は難しいのです。

 

なにか生きづらい、

毎日がしんどいと思うときは

それに気づくチャンスです。

 

それに

気づいてからの人生は、

悩みが悩みでなくなるのです。

 

悩みは自分で作り出していることも

あるのです。

 

 

ご質問等ございましたら

下記フォームよりお気軽にお問い合わせ下さい。

 

お問い合わせはこちらからお願いいたします。

 

最後までお読みいただきありがとうございます