あー、イライラするなぁ
なんでこんなちっちゃいことでイライラするんだろう・・・。
そうやって自己嫌悪に陥ること、ありませんか?
(私はありました)
そのイライラ、もしかしたら低血糖が原因かもしれません。
低血糖は、起立性調節障害のキーワードでよく出てきます。
起立性調節障害の子でも、自分自身の気持ちが落ち込みやすく、
感情のコントロールが上手くいかないことが多いかと思います。
人間の身体は、血糖値が安定するように自律神経によってコントロールされていますが、
健康な人は、血糖値のコントロールは上手くいっています。
しかしながら、糖質に偏った食事をしている人、甘いものを沢山食べている人、欠食が多い人、
こういう方は、血糖値のコントロールが上手くいっていない場合が多く、
低血糖の症状が出やすくなる場合もあります。
ブドウ糖は脳のエネルギー源となります。
低血糖になると、命の危機を感じた身体は、血糖値を上げるために主にアドレナリンというホルモンを副腎から出します。
そのアドレナリンが分泌されると、血糖値が上がってきますが、
アドレナリンの影響で血管が収縮して、血圧が上がったり、血流が悪くなることで肩こりや頭痛がしたり、身体が冷えたりします。
その他、腸内の働きも悪くなるために、便秘になったり、胃腸が悪くなったりします。
私の場合は、震えがおこります。
また、感情的興奮を引き起こし、
怒り、憎しみ、敵意、焦燥感、恐怖感、落ち込み、不眠など。
ひどくなると自殺観念なども出てくる場合があるそうです。
イライラするのは、その影響が原因の1つになっていると思われます。
血糖値のコントロールによって、精神的な安定感が生まれてきますので、
朝食に甘い菓子パンを食べていないか、
空腹時に甘いものをとりすぎていないか、
麺類やパンだけ、おにぎりだけ、という食生活をしていないか、
今一度、食生活を見直してみましょうね。
血糖値の乱高下を防ぐために、
朝、昼、夜の食事は6時間おきに、
そして、食後3時間後に間食を取ることで、血糖値のコントロールが上手くいきます。
ただし、間食とはいっても甘いものは厳禁です。
食事の代わりになるもの、甘くないものを食べていきましょう。
少しでも身体も心も楽になりますように。