昨日の記事ではだるさの原因の1つとして運動不足を挙げました。

 

まずは血流を良くして、疲労物質を流しましょうということです。

 

でも、その疲労物質を排出するための栄養素が不足していると、

結局だるさ、疲労感が出てきます。

以前は疲労物質として乳酸が挙げられましたが、

近年、

『乳酸は運動により筋内から血中に放出されますが、筋肉や心臓に取り込まれ、

エネルギー源として利用されることが判明しました。

また、脳でも乳酸が神経細胞周囲の細胞によって作られますが、

疲労の抑制やエネルギー物質として利用されることがわかってきたのです。 』

とのことなので、単純に乳酸が悪さをしているということではない、ということですね。

 

じゃあ、身体のだるさは何ぞやということですが、簡単に言いますと、

身体のエネルギー不足、ということになります。

 

食べているのにエネルギー不足?とお思いでしょうが、身体にエネルギーが回らない原因として、

 

・糖質、脂質に偏った食事をしている

・ビタミン、ミネラル、タンパク質がそもそも足りない

・筋肉不足(これは前回の記事でもお伝えしました)

・そもそも腸内環境が悪い

 

ということにつながってきます。

 

また、疲れが出る原因として、どこかしらで炎症反応が起きていることも考えられますが、

その炎症反応を抑えるためのホルモンが不足していることも考えられます。

それらのホルモンの材料も、タンパク質やビタミン、ミネラルがないと生成されないので、

バランスの良い食事をすることがとても大切になります。

 

疲れたから甘いものがいいよね、

ってついつい手を伸ばしていることが多いかもしれませんが、それではいつまでたっても疲れは取れません。

一瞬疲れが取れたような気分になりますが、その後、襲ってくるだるさ、眠気があるのでは?

甘いものには、糖質脂質はあれど、ビタミン、ミネラル、タンパク質はないからです。

 

今一度、ご自身の食生活について、見直してみましょうね。