あなたにはどんな
心の癖(クセ)がありますか？
それはあなたを
苦しめてはいませんか？
今回は、
もしもあなたの心の中に
扱いに困っている「クセ」が
あったら、
どのように対処したらいいかという
お話です。
心の癖（クセ）とは？
心の癖(クセ)とは、
私たちが無意識のうちに繰り返してしまう
思考や感情のパターンのこと。
無意識なので、
あっという間に心の中で、
繰り返されてしまうのです。
例えば、こんなことはありませんか？
・失敗したときについ自分を責める。
・他人と自分を比較して落ち込む。
・未来のことを過度に心配する。
など。
このような思考パターンは、
私たちの過去の経験や環境、
育ち方によって作られることが多く、
私たちの感情と行動に
大きな影響を与えます。
私には、
「人をジャッジしてしまう」という
心の癖がありました。
職場の同僚、上司、コミュニティの仲間など、
彼らの言動を見聞きしてはつい、
心の中でひそかに評価を
下していました。
私はこれを直したいと思い、
ある日コーチングのセッションを受けて、
このことを課題として取り上げて
いただきました。
その結果、
私の心のクセは直ったと思いますか？
いいえ、
「人をジャッジする」という
思考パターンはそのままです。
でも、
私の心の中はとてもスッキリと
納得できる結果となりました。
何が変わったかというと、
「人をジャッジする」ということへの
意味づけが変わったのです。
多くの人は、
心のクセを「悪いもの」として捉え、
自分を責めたり、
変えようと努力したりします。
そうやっているうちに、
自分を追い詰めてしまうことも
あります。
自分の心のクセに対して
否定的な意味づけを
してしまった結果、
不快感やストレスを生んでいるのです。
心の癖（クセ）の正体
心のクセそのものに良い悪いはありません。
それに対する意味づけが
私たちの感情や行動に
大きな影響を与えます。
例えば、
私の「人をジャッジする」という
思考パターンの場合。
ジャッジするそのこと事態に、
いい悪いはないのです。
コミュニティの中には
様々な人がいます。
・仕事が早い人遅い人
・ミスが多い人少ない人
・会議の進行が得意な人苦手な人
・プレゼンテーションが得意な人苦手な人
・文章をまとめるのが得意な人苦手な人
・他人への気配りが細やかな人気づかない人
など。
ジャッジすることは、
そのコミュニティを
円滑に運営していくために
必要こと。
それを私は、
「人をジャッジする＝良くない」
という意味づけをして、
そんな自分はダメと
自己嫌悪に陥っていたのでした。
意味づけに気づく方法
心のクセを変えようとする前に、
それに対して自分がどんな
意味づけをしているか
知ることが大切。
多くの心のクセは、
私たちを守るために
無意識のうちに身につけたもの。
例えば
「失敗を恐れる」という場合。
それは、
過去に大きな失敗を経験したことで、
再び同じような痛みを避けるため
このような心のクセが
働いているのかもしれません。
心のクセを否定せずに
受け入れることで、
自己理解が深まり、
自分に対する優しさや共感が
生まれます。
そうすると、
意味づけが変化していきます。
心のクセの背後にある
意味づけに気づき、
ポジティブな視点で
捉え直すことができるように
なるのです。
この他にも自分自身を理解する
ヒントを伝えています。
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