昔の私の話。

 

長女として、第一子として育ったからなのか、

私は人に甘えることが苦手でした。

頼ることがとにかく苦手でした。

 

昭和生まれ。

育った時代背景の影響もあるのかもしれません。

 

この気質が悪影響を及ぼしてきたのは、

仕事を辞めて子供がうまれてから。

 

主人に甘えられないわけです。

意地を張ってしまうわけです。

 

主人が家事を手伝ってくれると言っても、

育児を手伝ってくれると言っても、

 

「それは私の仕事だから大丈夫。」

 

そう言って、

せっかくの申し出をはねのけていました。

 

主人としては、

がんばってる妻の力に少しでもなりたくて

せっかく言ってくれたのに。

 

当時私は専業主婦で、

家事や育児を手伝ってもらったてしまったら

私の存在価値がないと思ってしまっていました。

 

(そんなこと全くないのにね。

当時の私は、今の私から見ても、

本当によく頑張っていたと我ながら思います。)

 

せっかくの申し出をはねのけたくせに、

毎日いっぱいいっぱいで心の余白もなくて

ツンツンイライラしがちな妻でした・・・

 

朝から寝るまで自分の時間なんてほとんどゼロ。

そりゃイライラするのも当たり前です。

 

子どもたちが最優先。

自分のためにお金を使うこと、

自分を満たすことに罪悪感を覚え、

すり減らしてばかりな日々でした。

 

自分にもやさしくすることをよしとせず、

 

余白がないから、

主人にもやさしくできない。

 

主人は、本当は役に立ちたいのに、その場をもらえない。

私に笑顔でいてほしいのに、余白がなくて笑えない。

仕事が忙しくて帰りが遅く、

せっかく帰ってきたと思ったら機嫌の悪い妻が待っている。

 

どんどん夫婦仲は険悪に・・・

 

お互い好きで一緒になり、

お互い一生懸命働いて、子育てして、

本当は幸せな家庭を築きたいのに、

心はすれ違うばかり・・・

 

私が素直にありがたく主人の申し出を受けていたら、

もうすこし心穏やかに過ごせていたのかもしれない。

 

私が意地を捨てて、

本当に大切にしたいことに気づけていたら、

きっと主人に頼れていたんだろうな。

 

いや、

幸せな家庭を築きたいことは心の中にいつもあったのに

その方法が分からなくなっていた。

 

こんなにも思ってるのに

どうしてできないんだろう・・・

 

とってももどかしかった。

 

でもその方法は、

実は難しく考える必要はなくて、

とってもシンプルなこと。

 

自分に余白を作ること。

 

今となっては思います。

 

余白がないから相手にやさしくできない。

ひねくれた考えが浮かんでしまう。

相手の気持ちまで考えることができない。

 

あの時の私に余白があったら

主人の気持ちを素直に受け取れたんじゃないかな。

 

主人は役に立てたことに幸せを感じて

 

お互いハッピーで、

お互いにやさしくなれていたんじゃないかな。

 

長年染みついた長女気質は完全に消えることはなさそうですが(笑)

こんな経験のおかげで

今の私は頼ることがだいぶ上手になりました。

 

おかげで、

時間的余裕も生まれて、心の余白も広くなり、

相手にやさしくなれていると思っています。

 

主人も昔より私にやさしくなってくれているから、

きっと私のやさしさを感じてくれているんだと思います。

 

主人のおかげで気づくことができました。

主人も、状況を改善したい、と思ってくれたから

こうして変わることができました。

 

 

夫婦は鏡。

 

 

甘えてもらえること、頼られることって

やっぱりうれしいことです。

(もちろん状況にもよるけれど(笑))

 

相手もうれしいし、

自分も助けてもらえてありがたい。

 

愛の循環です♡

 

 

 

心に余白が欲しいな~と思ったら

まずは「やさしいヨガ」に来てみてください♪

 

自分に意識を向けて、

自分を大切に扱ってあげる時間。

 

自分を大切に扱ってあげられるようになると、

まわりからも大切に扱ってもらえるんです♡

 

一緒にヨガしてみませんか♪