12月。
師走になって数日たちますが、
いかがお過ごしでしょうか？
クリスマス、年末、
楽しいことも多いけど
この時期は多くの方にとって
1年の中でも忙しい時期のひとつだと思います。
やることが多くて気がせわしなくなったり
楽しいのはいいことだけど
多すぎると疲れてしまったり。
気付かないうちに
自律神経が乱れて
呼吸が浅くなっているかもしれません。
こんなときだからこそ
意識を向けてほしいもの
呼吸
まずは観察。
そして
丁寧に呼吸してみてください。
呼吸を操ることで
①自律神経を整える
②心、気分を変化させる
ことが期待できますよ！
もうひとつ！
ぜひ知ってほしいこと！
それは最後に♪
①自律神経を整える
「自律神経を整えよう！」と思うだけでは
自律神経をどうにかすることって
できないけれど
頑張りすぎや緊張状態が続いて
交感神経が高い傾向にあったら
ゆっくりと深い呼吸をすることで
副交感神経を高めてリラックスモードに
自分自身を持っていくことができます。
逆に
リラックスしているときは副交感神経が高いとき。
リラックスも大切だけど
体にブレーキがかかったままの状態も
倦怠感や頭痛など、さまざまな不調が出てきます。
そんなときは、
強さを感じる呼吸法を試してみるのも
良いかもしれません。
②心や気分を変化させる
「その状態から抜け出した方がいいことを
頭では分かっているのに
実践、コントロールが難しい」
ということがありますよね。
こんなときにもやっぱり
呼吸が有効！
例えば、怒りの感情。
アンガーマネジメント（怒りの感情のコントロール法）で
6秒ルールというものがあります。
「イラっと来たら6秒待つ。」
怒りの感情自体が悪いわけではないけれど
感情にとっさに反射した言動をしないために
理性が働き出すまで
6秒待つ
ことが提唱されています。
特に
吐く息をゆーっくり吐き出すうちに
6秒が過ぎていきます。
他人に怒りをぶつけることはないけれど
つい家族には感情のままの言動をしてしまうこと、
私は正直あります・・・
でも、
ふーっとゆっくりと息を吐き出すと
つい
嫌なこと、余計なことを言っちゃった。
ということが少ないと感じています。
頭の中がごちゃごちゃしているときも
ゆったりとした呼吸に意識を向けているうちに
頭の中の絡まった感じがほどけてきます。
さて最後に、
「もうひとつ」とじらしていたことは(笑)
体幹の安定
↓
姿勢の改善
呼吸は肺で行われますが
肺自体が広がったり縮んだりすることができないので
呼吸筋と呼ばれる筋肉たちが働くことによって
肺が動くことで呼吸ができています。
深い呼吸ができていると
呼吸筋のひとつである
「横隔膜」
（よく「天然のコルセット」と言われる
体幹の筋肉のひとつ）
がしっかり働きます。
横隔膜が内臓を上から圧迫する
↓
骨盤の下にある「骨盤底筋」が
内臓を押し返す
↓
腹圧が高まる
↓
この圧力が体幹を安定させる
↓
安定しているので
骨格や筋肉に余分な力みがない
↓
良い姿勢
なんでもそうだけど
人間の体も色んな要素（呼吸、姿勢、筋力etc)
が絡みあって
不調のない健やかな状態が作られます。
良い姿勢と良い呼吸の関係性も
覚えておいてもらえたらうれしいです。
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