~女性の健康と笑顔と癒しのヨガ~

 

ヨガインストラクター 櫻井裕美子です。

 

 


 

頭では分かっているんだけど、

なかなか変えられないことってないですか?

 

良くないとわかっていながら、

寝る前までついついスマホ。

 

テストの点数だけが大事なわけではないと

思っていても、

実際その結果を目の当たりにすると、

落ち込んでしまう。

 

などなど。

 

頭でわかっているからこそ、

同じことをしてしまった自分が残念に思えたり、

責めてしまったり。

 

脳は、同じことを好む性質があるそうです。

言い換えると、変化することが苦手

 

だから、良い方向に変わるときにでも、

これまでと違う!と脳が感じると、

変わるのを嫌がるんだそうです。

 

変わることはワクワクするけど、

ちょっとドキドキする感覚、

不安だなと思う感覚、

誰しも味わったことがあると思います。


 

この脳の性質を知ってからは、

少し気持ちが楽になりました。

 

 

私にとって、

「頭では分かっているんだけど、

なかなか変えられないこと」は、

 

子供のありのままを受け入れること。

 

幼いころから、難しさを感じる子でした。

 

どこかに遊びに行くとき、

なかなか気持ちよく出かけられない。

とりあえず、嫌!、から始まる。

行ってみたら楽しく遊んでいるんだけど。

 

女の子のものが大好き。

どうしても、私の中の

「男の子なのに・・・」

がぬぐえません。

 

小学生になって、

宿題に相当な時間がかかってしまう。

足し算、引き算、掛け算。

今もとても時間がかかります。

そして今は勉強に

全くと言っていいほど取り組めなくて。

 

学校に行けない。

・・・。

 

私は、いわゆる「ふつう」の中で

これまで生きてきたからか、

「ふつう」から外れていることが

受け入れにくいようです。

 

「ふつう」については、

「何がふつうで何がふつうじゃないの?!」と、

またこのテーマでたくさん

語りたくなってしまうので、

また別の記事に書くことにして。

 

彼を、そのままのあなたで良いんだよ、

と受け入れられず、

これまでとても苦しんできました。

 

どうしてもまわりと比べて、

ふつうの、多くの子のようではないことに、

違和感や焦りを感じたり、

 

自分の子なのに、

ありのままを受け入れられないなんて、

母親失格だわ、、、

と自分を責めたり。

 

先日、同じように悩んできた友人と話をして、

「私もそうだったよ。時間が必要だよ。」

と言ってもらい、とてもほっとしました。

 

「頭でわかってるけど、

すぐには受け入れられないよね。

たくさん悩んで、色々やってみて、

たくさん相談して、だんだん、

そのことを受け入れられるようになった。」

 

そう話してくれました。

 

頭でわかっているから、

なおさら、そうできないことが苦しい。

 

でも、

 

脳は変化することが苦手、

という性質を知っていたら、


変化するには時間がかかるんだよ、

ということがわかっていたら、


自分で自分を苦しめすぎずに

いられるんじゃないかなと思います。


そして、同じような経験をしてきた方のお話は、

とても支えになります。

 

 

生活習慣も、気持ちのことも、

ちょっとずつ、意識するところから。

焦らずに。

 

読んでくださり、ありがとうございます♡