鬼滅の刃を初めて観たのは地上波で放映された劇場版『無限列車編』でした。
煉獄さんの最期に心から感動してボロボロ泣いて、そこからアニメを観るようになりました。
原作は読んでいませんし、アニメを観ながらネットでちょこちょこ情報を仕入れる超ニワカです。
でも
「俺は俺の責務をまっとうする!」
男性の言葉でこれ以上カッコいい言葉なんてあるんでしょうか……。
あるのかも知れませんが私は聞いたことがないような気がします。
ここからネタバレ??になります。
最凶最悪のラスボス『鬼舞辻無惨』の名前は知っていましたが……。
*画像はお借りしました。
アニメで初めて無惨を見たとき、正直
「顔と雰囲気と声(声優さんだけど……)がめっちゃくちゃ好みなんだけど………特に顔がたまらん」と思いました。
一方で
「服装とかどこかで見たことあるような……」と思ってハッとしました。
「そうだマイケル・ジャクソン!!」
そう思った瞬間に頭の中を「アウ!」とか「ポウ!」とか回り始めて吹きました。
……ここでもんのすごく頭の悪いことを書きますが、
無惨は顔が好みすぎていまひとつ嫌いになりきれないんだよなあ〜〜。
あとはなんといってもビビりだし。逃げるし(笑)
さすが無惨様。
ほんっとに詳しく知らないニワカなんですが……。
無惨は1000年以上生き続けても、まだ生きることを渇望し、生に執着し続けているんですよね。
褒めるわけじゃないけど、これまたえっらくポジティブでアクティブ。
1000年も生きたら「人生ダル……」とかならないんだろうか。
毎日が楽しくてたまらないんだろうな、エンジョイしてるんだろうな。。。
不変を愛するとか言いながら新しいモン好きだし(笑)
救いようのない極悪非道な奴で顔がカッコいいキャラクターと言えば、北斗の拳の『聖帝サウザー』を思い出しました。
何年か前のまだアナログで描いていたものです。
当時はアクリルで描いていました。
この上にデジタルであれこれ付け足して・・・と試みたあとが見られますが、
今スキャナーで取り込んだら妙に色が薄くて、過去に何回か載せたものの再掲になってしまいました
私にしてはめったにないことなのですが、顔の出来栄えだけは少しだけ納得できたイラストです
私は北斗の拳の中でサウザーが一番好き。
ド腐れ度では無惨とそう変わらない気もしますが、サウザーの場合は(普段やってることが酷すぎて同情はできなかったけど、)悪に走らざるを得ない深すぎるきっかけ、理由があった。
そしてなんと言っても最期。
究極奥義でケンシロウを圧倒するも結局破られ、さらには肉体を動かすことすら封じられてしまう。
まさに絶体絶命。
誰が見ても勝負あった、である。
しかしサウザーはここで一歩も引かなかった。
限界を超えた体でひたすら前進する。
「帝王に逃走はないのだーーー!!」
と言ってケンシロウに体当たりで向かっていった。
ここに私は男性の本物のプライドを感じました。
………無惨よ、こういうところよ。。。
そして死の間際サウザーはケンシロウに完全敗北したことを潔く認め、ケンシロウの考えを全面的に受け入れて死ぬ。
……もう一度言うが、無惨よ、こういうところよ。。。
おまけになりますが、サウザーは他の悪役と違って女性陣を周りに侍らかしたり、
シンの初登場シーン。
最初に見たときにどうリアクションしていいのかわからなかった。
他の男性キャラクターみたいに「ユリアー!ユリアー!
」と大騒ぎしたりしない。
見た目と違って硬派なところも魅力でした。
無惨みたいに5回も結婚してその相手を毒舌で自殺に追い込むなんてことはしていない。
……なんだか鬼舞辻無惨ディスりまくりになってきましたが、好きですよ〜〜無惨。
ラスボスらしからぬ小物感とか。もはや私の中ではネタキャラ。
酔っぱらいにからまれて
「私の顔は青白いか?病弱そうに見えるか?」
とかなんたらかんたら言ったあと
「違う違う違う違う」
のところなんて、「4回も言った!プッ!」って笑いのツボに完全に刺さりましたもの。
アニメで刀鍛冶の里編が終わって寂しいですが、次のシーズンを楽しみにしています。
お読みくださってありがとうございました