※この投稿は、当時リアルタイムで書けなかった事を、後から振り返って書いた文章になります。
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■2020年8月1日
無事に火葬が済み、家族3人で我が家に帰って来ました。
ずっと気を張りつめていたであろう夫も、どこかホッとした雰囲気。
たっちゃんスペースに半紙とガーゼハンカチで包んだお骨を置いてお線香をあげ、立ち上るお線香の煙を見ながらホッとひと息のティータイム。
退院してからバタバタで、ひと通りのやる事が終わって落ち着くと、急に思い出したかのように下腹部がキリキリと痛みはじめドロドロとした悪露が…
1週間くらいは続くとは病院からも言われていたけれど、16週6日の出産でもちゃんと出産だったんだなぁ…と改めて実感。
少し落ち着いてから保冷剤と仏具一式を無料で貸してくれていた葬儀場に、御礼と返却をしに行くことに。
そしてその足で、提携の仏具屋さんに改めて骨壷を見に行くことにした。(火葬手続きの日に夫が下見済み)
仏具屋さんと言っても、今流行りのオシャレ仏具店で、店内にはモダンな仏壇や、色んな香りのキャンドル、お線香がいっぱい!
遺骨を納める事の出来るアクセサリーなんかもたくさん並んでいる中、ひとまず目的の骨壺を見せてもらう。
骨壺は流産した水子用という物は無く、分骨用の小さな骨壺がちょうど良いサイズ。
色んな種類があったけれど、夫がコレがいいんじゃない?と事前下見でパンフレットを持ってきてくれていた物がやっぱり1番良くてこちらで即決!
リボンの色が金と銀があったけど
男の子だから銀にした!!
あとは、香炉と供物皿、小さなベルの様な可愛いおりん、最低限のコンパクトサイズの仏具と、夏だったのでラベンダーの香りのお線香を揃えました。
お線香は、カメヤマローソクの和遊シリーズ。
和紙のミニ寸筒に入っていて可愛い!
ラベンダーの他にも金木犀や、桜、梅、石けん…などなど、色んな香りがあったから、季節によって香りを変えてみようかなっと思ったり!
毎朝、起きたら朝一番にお線香をあげよう!
たっちゃんスペースには、季節のお花も飾るようにしよう!
美味しいお菓子を見付けたら、たっちゃんにもお供えしよう!
私ほ、何にもしてあげる事が出来なかった我が子に、少しでも何かしてあげられる事ができて嬉しかった。
たっちゃんの事を想って、お線香の香織や花やお備え物を選べることで心の穴が埋まっていく気がした。
でも、出産してからずっとバタバタしていたのもあってこの時はまだ、産後ハイな状態だった気がする。
この時はまだ…