■2021年3月31日


切迫早産で自宅安静中、遅めの朝ごはんを終えて歯磨きをしていると知らない番号から着信が。


今は実家に里帰り中ですが、着信の番号は自宅のある市の市外局番。


クリーニング屋さんに何か取り忘れている物があったのかも!?


と、思って電話に出ると、市の保健センターからだった。



6月に交付している母子手帳の分の出産予定日が過ぎているが出生届を提出した形跡が無いのでその後どうなのか



という内容だった。



母子手帳の発行は保健センターに、

死産届は戸籍住民課に提出する。



縦割り社会のお役所は横の連携が取れておらず、流産・死産後、出産予定日を過ぎると保健センターから産後どうかという連絡がきて辛い思いをするという話は、たくさん拝見した流産・死産経験者さんのブログで知っていたので、あぁ、これか…と思った。



でも私は、たっちゃんの出産予定日より前に、ちいちゃんを授かり、2冊目の母子手帳を交付してもらっていて



その時に、たっちゃんを完全流産した事を伝えていたし、保健師さん側でも2冊目の母子手帳である事を把握している雰囲気だったので、もうたっちゃんに関してのこういう問い合わせはこないと思っていた。



やっぱりお役所は、目の前のデータしか見ないんだなぁ…と思った。



色々言っても仕方ないので、

その時の子は、7月末に流産してしまったんです。とだけ伝えると



職員さんは急に慌てた声になり、そうだったんですかぁ〜ゴメンなさいね〜とひたすら申し訳なさそうに謝られ、電話を切った。



私は今、ちいちゃんがお腹に居るから冷静に対応出来たけれど



たっちゃんの事は今でも思い出すと涙が出る。



個人情報だから情報を横連携出来ないのはわかるけれど、お役所が少しの気遣いを持って、複数のデータをもとに状況を推測してくれさえすれば、辛い思いをする天使ママさんは減るのになぁ…


と思った。