▪️2021年8月29日

たっちゃんが産まれてから1ヶ月

たっちゃんを亡くしてから1ヶ月

妊娠が分かってから何かある事に毎日お腹に話しかけていた

何かあった時の為に…と予防線をはって、必要際での一部の人にしか妊娠した事は伝えてなかった

でも、妊娠中に多少のハプニングはあれど、当たり前に産まれてくるものだと心の底では思っていた。


1ヶ月前、たっちゃんと私は急に引き離された

いや、私の身体が引き離したのだ。

たっちゃんは、頻繁に収縮する狭くて居心地の悪い子宮の中でも頑張って育ち

破水で羊水が少し減ってしまった中でも9日間耐え

陣痛で苦しい中、心臓を動かしたまま私に会いに来てくれた

たっちゃんはまだお腹の中にいたかっただろうに
私のポンコツな身体が、たっちゃんを外の世界に出してしまった。

私はたっちゃんを守れなかった。


1ヶ月経っても未だに苦しくて、メソメソしている。


今日は初めての命日だけど
命日って言うのは何だかちょっと抵抗があって
まだ死を受け入れられていないんだなーと思った。

何をしたらいいか分からないけど、何かがしたくて

朝の日課のウォーキングに出たついでに、近所のケーキ屋さんでいちごタルトのケーキを買ってきた。

たっちゃんの分も小皿に取り分けて骨壷の前に置き、旦那さんと3人でケーキを食べた。

実は退院してたっちゃんを連れて帰ってきた7月31日からずっと

たっちゃんの骨壷を置いているリビングのテーブルの横に布団を敷いて寝ている

布団を2式敷くスペースが無いから、私だけ布団でこの1ヶ月、夫はずっと座布団の上で寝ている

夫には私はここで寝るから、気にしないでベッドで寝なよって言っているんだけれど…

たぶん、私もベッドで寝ないかぎり夫は座布団で寝続ける。

そろそろ夫の身体も心配だ。

1週間したら…
夫の夏休みが終わったら…
最初の月命日まで…と、元の寝場所へ戻る期限を先延ばしにしている

そして今日が1ヶ月だけど、まだ踏ん切りがつかない…

どうしよう…