月末になり、俺たちはブライダルフェアに出かけていった。
「ドレスも試着出来るんでしょ?楽しみ〜♪」なんて優菜はスキップしそうなくらいテンションあがってる。
会場に着くとたくさんのカップルが行き来していて、なんだか圧倒される。
「ほら、行こ♪」
優菜に手を引っ張られドレスがずらっと並んでいる部屋に連れていかれた。
楽しげに選んでいた優菜は1着のドレスを選び出して、「ねっ、これなんてどう?」って体に当てて見せた。
「い、いいんじゃないか?」って言うと、「じゃ、着てみるね。」
スタッフに声をかけて試着室に入っていった。
-つづく-