「今日は1月18日か...」
NAKAMAtoMEETING_Vol2
大阪に出かけるために駅に向かう車の中で気がついた。
いろんな記憶や想いがぶわっと一瞬で頭の中を駆け巡りすぐに答えが出た。
「今日は特別楽しい日にしなきゃいけない」
少し前に、放送作家の鈴木おさむさんが発表した「小説-:SMAPの一番長い日」
読むのが少しだけ怖い気がしたけど、
結果、読んでよかったと思った。
7年前のあの時感じたこと
願ったこと
想い
「希望的観測」でしかなかったことが
全て正しかった。
その答え合わせが出来たこと
全てが「思った通り」だったことに安心した。
もちろんあの小説に描かれていないことだって沢山あると思うけど、
「5人は誰も悪くない」
それがはっきり分かっただけで
もう十分だと思った。
にしても
「1月18日」はとても重い日であることに違いはなく彼らがこの日をどう思っているのかなんて知る由もない。
けどやっぱり、想像はつく。
今日はファンミーティング。
彼らにとっても私たちにとっても楽しい日にならないはずはない。
この日がファンミでよかった。
Twitterではこの日についてのツイートがたくさんたくさんあがっていた。
SMAPのこと、後輩グループのこと、たくさん。
「慎吾には見せたくないな」と正直思ったけど、SNS大好きでエゴサが日課の慎吾。
そこは光の速さで諦めがついた 笑
ファンミは楽しいに決まってて
可愛さカッコ良さ嬉しさは溢れても
目の前に立つ大好きな慎吾にかけたい黄色い歓声(もちろん黄色い)をまだまだグッと飲み込んで、両方の手首から先を余すことなく使いわけ手を叩きサイリウムを振る。
サイリウムを持ったまま拍手するのって大変だよね 笑
これはちょっとなんとか改善策はないのかな?なんてことも思いながらも
歌の合間、3人のトークの時には少しだけ緊張した。
そんな目と耳で聞いてるせいだと思うけど、3人も何となく「何か」を意識して話してるような気がした。
「何か」が何なのかは分からないけど
皮膚の色に近く戻りつつも完全に元には戻らない大きな傷跡を見つめさすりながら「もう大丈夫だよ」と優しく微笑む3人の強さと少しの切なさなのかもしれない。
「新しい詩」で涙が止まらなくなるのはもう条件反射だと思っている笑
この曲の歌詞もあの映画も慎吾の描いた歌喰いの絵「KUSOYARO」も大好き。
歌いながらパーティー会場をすり抜ける慎吾の楽しそうな笑顔が甦る。
この日はもうひとつ思い出したことがあった。
「お金がなかったよね。あの時」
慎吾は公開後の舞台挨拶で
「映画を作って舞台挨拶で全国をまわれば、応援してくれるみんなのところに行けるって思ったけど、それを作るお金がなかった。皆さんが入金してくれた新しい地図の入会金と年会費をそのまま制作費にした。だからこの映画は文字通りみんなで一緒に作った映画なんだ」と話してくれた。
ラストテロップに見た
「飯島三智」
「新しい地図NAKAMA」
の文字に安心と感動と嬉しさのおかげで
ぐちゃぐちゃの泣き顔で慎吾に会っちゃった舞台挨拶のことも 笑
ファンミの最後の挨拶で慎吾が
「今日、雨あがりのステップを歌ってる時、いつも歌ってる歌詞なんだけど
『新しい道を行ける気がした』の歌詞で、新しい道を進もうって決めた後『もしかしたらいけるんじゃないか。みんなと一緒に前に進めるんじゃないか』って思った時のことを思い出した」って話してくれた。
やっぱり慎吾の中にも「何か」があったと思う。
1月18日はこれから毎年どこかでファンミをやった方がいいんじゃないかと思った。
「1月18日パーティー‼️」にして
新しい1月18日を
楽しい1月18日を
どんどん更新していけばいいと
本気で思った。
何もかも無くなったと思ったあの日。
でもね
7年後の1月18日は
こんなに沢山の人達とみんなで笑って幸せでいる。
だから大丈夫。
笑っていたい
笑っていよう
みんなで一緒に笑って
幸せに生きようね。
今日も明日も来年も再来年も
これからもずっと。