
本文はここから
高校のときは化学が大好きだった。
特に有機化学。
ベンゼンとかを中心とした、有機化学の構造式を、
化学の法則に則って式で導き出すのが快感だったなー。
親に医学部じゃなかったら学費出さないって言われなかったら、
東大の化学科のあるとこに進んでいたと思う。
嫌いな科目は、世界史かな。
学問自体はロマンがあって面白かったけど、
試験がいやだった。
あの似たような横文字の羅列は耐えがたかったなぁ~。
今は大学で医学をやってるけど、医学も科がわかれている。
内科、外科、小児科、産婦人科、泌尿器科、耳鼻科、眼科・・・・etc
内科でも消化器内科、循環器内科、腎臓内科・・・・
外科もしかり。
6年間で全部勉強するし、国家試験には全科から出題される。
そんなことしてるから、問題集が25冊とか30冊とかになるんだ、ちきしょー!
まぁそんななか今自分が1番好きな科は
マイナー中のマイナー、放射線科です。
CT、MRIやレントゲンを見て、どんな病気かを診断する人です。
よくレントゲンやCTを撮影してくれる、放射線技師さんと間違われるんだけど、
放射線科医師と、技師さんは別もので、ほとんどの場合患者さんに接して実際の撮影をしているのは
技師さんです。
たいがいの施設では、医者は技師さんの撮影してくれた画像を撮影室のすぐ近くで見て、診断をつけてます。
これが、好きなんだー。
1年間、病院実習で、全ての科を見たけど、やっぱ放射線科がよかった。
楽しさのレベルが違う。
画像を見ているとき、明らかに心拍数が上がるのがわかる。
逆に嫌いなのは、内分泌内科と眼科。
まー理由は愚痴みたくなるので割愛。
ふと思ったけど、大学になっても教科ってたくさんあるのが普通なんだろうか・・・?
国家資格を取る医者や看護師や弁護士は教科がたくさんあって、広く浅くの勉強だけど、
他の学部って・・・?
最後は専門分野で論文を書いてるイメージなので、狭く深く勉強してると思っているので間違いないんだろうか・・・?
うーん、謎。
まぁ医学部も他学部のひとからすればもっと謎だろうな・・・・。
専門技術屋集団だしな。