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今週から精神科です。
マイナー科は体力的にラクです。
いつも新しい科がはじまる日には「オリエンテーション」があります。
今日も午前中は一部そんな時間でした。
ドクターは9割がたが朝ごはんはしっかり食べてると思います。
外来があると、朝8時には仕事に来ているのに、お昼は2時にご飯だったりするし
長い手術の日は、夕方4時まで食べれないこともあります。
外科のときは昼が食べれないオペが週に2回くらいあって、
担当の患者さんの場合は手洗いをして手術を間近で見学するので、
余裕で昼ごはん4時になっちゃうこともありました。
まぁ昼ごはん抜いたって少々大丈夫じゃん。
と思われるかもしれませんが、手術でお昼ご飯抜くのとは普通とちょっと違う。
意外と体育会系なんです。
まず、手術中は当然ながら、ずっと立ちっぱなしです。
しかも清潔にしてなきゃいけないから、清潔エリアから動けません。
動けるのは横幅15cmくらい。
しかも常にわきをしめた状態で、顔や頭を触ったり、伸びをすることもできません。
顔や頭を消毒できないし、伸びすると、機械にあたって不潔になるからです。
頭かゆくても、めがねがずり落ちてきても、自分で触るわけにはいかないので、
他の手術に入ってない人にお願いするのです。
さらに、手術台にはスポットライトがあたるのであつい。
手術室は、麻酔で寝ている患者さんにあわせてあったかい設定。
汗はだらだら、飲めない、動けない、あつい。
で、慣れてないとたまに倒れる医者がいます。
看護師さんは倒れない。
絶対お昼になると交代してるから。
もちろん、学生でも倒れちゃう人は数年に1人くらいいるそうです。
もし、前のめりに倒れて、開腹してるとこに頭をつっこんでしまったら・・・。
怖い・・・・・。
なので、外科のオリエンテーションの紙には太字ででっかくこう書いてあります。
「担当患者のオペの日は、朝食を必ず食べてくること!!!」