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医者は卒業して、一人前になるのに時間がかかる。
医者は卒業して、一人前になるのに時間がかかる。
大学は6年、その後の初期研修(いわゆる研修医)が2年。
初期研修がおわってやっと専門の道にすすむ。
それが、後期研修で、だいたい5~7年。
これは何科に行くかで年数が違う。
後期研修が終われば、ようやく一人前の一歩手前くらい。
問題なく人に教えることができるようになるのは、さらにその5年後くらいかなぁ・・・。
つまり、ストレートで医学部受験戦争に勝ち抜いても、一人前になるともう40歳目前なわけだ。
なんとまぁ時間のかかること・・・。
医者に定年がないのもこのせいじゃないかと思う。
でも、60歳すぎてもほそぼそと仕事してたいと思っている。
医者の仕事はハードだから、70歳まではできないかもしれないけど・・・・。
だって、情報をつねにアップデートしていかなきゃいけないもの。
「知らない」事は犯罪だって、誰かが言ってた。
最近、とても思い悩んでいることがある。
私は将来、放射線科という、医療界でもマイナーな科に進む事を希望してるんだけども、
どこで働くか、すっごく悩んでいる。
病院は大きな大学病院がいい。
これは放射線科に進むうえで譲れない。
場所は圧倒的に東京がいいんだけど、
東京の大学で、放射線科で行きたいと思える大学が、ない。
最近考えていた東京医科歯科大学は、放射線科でも治療メインのところで、
治療じゃなくて、診断をメインにやりたい私としては、居心地が悪そうだ。
他に考えていた、東大や慶應は、その大学出身でないと、大学病院に残れないそうだ。
大学出身でないと、地方の病院に飛ばされるらしい。
うーん、それはいやだ。
そう考えると、京都大学がやっぱりいい。
診断だけで、たくさん先生がいるし、出身で差別されないみたいだ。
しかも、京都大学のプログラムだと、彼氏と遠距離になる必要がない。
しかも、妹と近い。
とても安心な要素満載なのだ。
やっぱり遠距離は不安だ。
でも東京に行きたい。
どうしようどうしよう。
寝ようっと。