今私は、新幹線に乗って羽田空港に向かっています。深夜0時半発なロス行きに乗り、ΝYでまた乗り継いでハイチに行きます。

私とハイチとの出会いは、東日本大震災の前に起きたハイチ大震災と津波被害妄想に遡ります。岡山に本拠地を置く国際NGOアムダがいち早くハイチに救援に入りました。当時民主党の私は、民主党からハイチに行く議員たちが現地でアムダの菅波代表に会えるように動きました。そして現地で義援金を渡すことが出来ました。それ以来国会内でのハイチ支援の集会でハイチ支援のNGOの皆さんと大変親しくなりました。

今回のハイチ行きは、ハイチで長年にわたり、医療支援を行い、ハイチのマザーテレサと言われている、日本人の医師であり修道女のシスター須藤さんに会うためです。

実は、シスター須藤には、会えるチャンスがありました。私が参議院議員のODA特別委員会の理事の時、ハイチ調査を予定していました。ところが、ハイチでのコレラの蔓延と大統領選挙後の暴動のために、同じ島の隣の国のドミニカまでしか行けませんでした。

ちょうどシスター須藤の取材をNHKがしており、私たち参議院のODA特別委員会とシスター須藤との対談模様も撮影する予定でした。参議院のODA特別委員会の方でシスター須藤をドミニカまで招待する企画も最後の最後で出来ませんでした。

あれから2年。まだまだ続いているハイチでのシスター須藤の活動を広く認知して頂き、支援の和を広げたいと、ヘルシーソサイティ賞に私が、シスター須藤を推薦しました。

ヘルシーソサイティ賞とは、ジョンソン&ジョンソンがメインスポンサーで医師会や看護師会が運営する、時には、皇太子や総理も授賞式には来られるという映えある賞です。

この度映えあるヘルシーソサイティ賞にハイチのマザーテレサ、シスター須藤が受賞しましたが、授賞式に出られないため、NGOの皆さんと一緒に、ハイチにシスター須藤の受賞式ようにビデオメッセージを撮りに行くことになりました。
もし、私が、現職国会議員なら、国会の開会式のためにシスター須藤に会えないところでした。