昨日自民党の総裁選挙が行われ、安倍晋三元首相が新総裁へ就任されました。

昨日午後1時から始まった自民党総裁選挙一回目は、党員・党友の地方票300と国会議員197票の合計で争われ、石破氏が地方票165国会議員票34合計199票を獲得して1位、安倍氏が地方票87国会議員票54合計141票で2位、石原氏が96票で3位、町村氏が34票で4位、林氏が27票で5位でした。
1位の石破氏は一回目の投票で過半数に届かず、自民党総裁選挙では40年ぶりに石破氏と安倍氏の決選投票が国会議員だけで行われることになりました。

そして最終的には、地方票で圧倒的に勝っていた石破氏ににもかかわらず、国会議員票だけでは、安倍氏が108票で石破氏89票を破りました。

これで民主党・自民党共に代表選・総裁選が終了しました。10月早々に内閣組閣と臨時国会の召集もあるでしょう。

今回の両党の闘いには、どこか似たような特徴があります。

自民党は石破さんが党員・党友の地方票の半分以上を獲得しました。しかし国会議員票は34票と3番目。

一方民主党は原口さんが野田さんには負けましたが、党員サポター票は2位でした。そして議員票は何と最下位の4位。

これだけでは何とも言えませんが、国民の感覚と国会議員の感覚に大きなズレがある結果なのでしょうか?
確かに、地方の感覚と永田町の感覚にはズレがあります。

このズレを埋めて行くのも政治家の仕事です。
埋め方も、永田町に合わせるのではなく、地方や国民に合わせていくのが、国民の生活が第一です。

こんな国会では国民は納得しません。益々頑張らなくては!と改めて大きな決意をいたしました。