姫井由美子通信 第201号 7月29日

本会議、委員会 連日開催!

■□原子力損害賠償支援機構法案、参議院で審議入り!□■
第177国会も残すところあと1ヶ月あまりとなりました。今週は、25日、27日、29日と3回本会議が開かれ、それぞれ国民生活にとって重要な法案の審議、採決を精力的に行いました。25日は23年度第二次補正予算、災害弔意金、大震災財政援助法案を可決、27日は歯科口腔保健法と農漁協信用事業再編強化法(JAバンク法)を全会一致で可決しました。(歯科口腔保健法については詳細を私のブログにも掲載しておりますので、そちらもご参照ください。)29日は、原子力損害賠償支援機構法の説明のあと、仮払い法、障害者基本法と国民年金法改正を可決しました。いわゆる二重ローン法案は、買い取り機構を新設するか、今ある枠組みで行うかで与野党で意見が分かれており、民主党は反対票を投じました。もちろん、被災された方々の生活再建のため二重ローンの加重負担について救済を図るのは当然です。政権与党としての責任を持って、真に国民にとって利益となる法律となるよう全力で取り組みます!

■□命を守り、運ぶ道路整備を!□■
26日、国会内で気仙沼市長や南三陸町長らが被災地の写真展を開き、三陸縦貫自動車道が繋がっていればどれだけの命が助かったかについて涙ながらにお話されました。道路は繋がってこそ、命を守り、命や物資を運ぶことができます。同日、瀧本井原市長はじめ関係者の皆様が国道486号整備促進を、また、井上赤磐市長はじめ皆様が国道374号整備促進の要望をお持ちくださいました。大震災の地域以外でも、命を育む大切な道路を一刻も早く整備しなければなりません。

 □■大藪順子さんを囲んで勉強会 
法案審議の間を縫って国会ではさまざまな勉強会や会議が開かれています。25日は、岡山でも何度か講演活動を行っておられるフォトジャーナリストで、アメリカ在住の大藪順子さんにお越しいただいて、性犯罪被害者のための海外の実例などについてお話を伺いました。出席者の一人、るいるいサンタさんこと渡辺類子さんは、「子どもへの暴力防止プログラム」など専門的な講座で学び、全都道府県で講演活動を続けています。この31日には東京・武蔵野市でイベントを開催予定です。詳しいお問い合わせは、ruiruisanta_party@yahoo.co.jpへどうぞ。