姫井由美子通信 191号 2011.5.20

5月22日、美作・湯郷で「地域の声を聞く会」開催!

■□ 17日、がれきを活用した「千年の森」防波堤作りを提案!□■
17日行われた経済産業委員会で、産業活力法の改正などについて質問を行いました。今回の法案では中小企業の事業承継が円滑に行われるようになりますが、私はこの仕組みを使って大震災で被災した中小企業が一時国内の他の企業に生産を委託したりすることができるような支援策の拡充について質問しました。また、日本のエネルギー政策の方向性について聞いた他、宮脇昭博士が提唱されているがれきを活用した植樹プロジェクト~被災地のがれき処理の際に、がれきを埋め盛土し、そこに植樹して自然の防波堤を作る「千年の森」防波堤構想~を提案、地域の雇用につなげる施策を早く実施するよう求めました。

■□ 病院船の推進で要望を行いました。□■
現在、国会では超党派の議員で「病院船建造」についての勉強会を行っています。瀬戸内海には済生会が保有する「済生丸」が巡航し、離島の住民の健康を守っていますが、船は海上にあれば津波に強く、道路網が寸断されても海上から支援のアプローチが可能です。今回のような震災への対処や国際貢献のために、最先端の医療設備を持った病院船が必要ではないかとの議論が高まっています。19日、議連のメンバーで仙石副官房長官を訪ね、政府部内の病院船担当部門の創設と、補正予算での調査費の計上を要望しました。

■□ 住民の命を守る道路!岡山からも要望!□■
19日東京で道路整備促進期成同盟会全国協議会の大会がありました。今回の大震災の被災地のすべての市町村長が全員登壇され、道路の復旧・復興を訴えられました。ある首長さんは、地震で電車が脱線して遮断機が降りたままになり迂回路がないため、避難の車で海岸線まで何十キロも渋滞し津波の被害にあったと涙ながらに報告されました。その後、この大会に出席された新見市の柴田副市長、赤磐市の安井副市長、吉備中央町の岡田副町長はじめ岡山県内の自治体の方々が事務所に来られ、道路整備についての要望をいただきました。