3.23

幹事長室
地震対策本部 御中

参議院議員 姫井由美子

過労死を考える家族の会」からの要望書(要望)


 日頃、過労死で家族を亡くされた方々の支援などでご一緒させていただいております「全国過労死を考える家族の会」さんから別紙のとおり、要望書をいただきましたのでお送りいたします。
宜しくお願い致します。


全国過労死を考える家族の会

東北・関東大震災に係る要望書


私たちは、「過労死を考える家族の会」(以下、家族の会)と申します。

過労が原因で被災した遺家族及び支援者で構成している団体です。

このたびの東北地方地震災害は、まさに未曾有の出来事と認識しております。未曾有の災害のため、使命感を持った人たちの善意に頼らざるを得ないと思いますが報道で知る限り、原発付近で作業している消防職員や震災現場で救援及び復旧作業に励んでいる自衛隊員・職員・ボランティアの方など、身の危険を冒し不眠不休で作業をしておられる現状をみて、また過労死が発生するのではないかと、たいへん危惧しております。万が一の場合において、国がきちんと補償するのは当然であります。そのためにも特別措置法のなかに「過労死防止」と「補償」を盛り込むことが必要と考えます、そこで家族の会として以下を要望いたします。

要望事項


1.国は被災地の救援及び復旧作業に従事している人の命と健康を守ることを最優先にすること。


2.もしも救援活動中に被災した場合は、当然ながら 速やかに「労働災害」または「公務災害」として認定すること。


3.災害に関わる諸活動に従事した人は、数年後の発症(放射能汚染・白血病など)でも、国は無条件で労働災害・公務災害として認定すること。

以上

2011.3.23