全国のコンビニその他のフランチャイズ加盟店のオーナーが参議院議員会館に集まり、本部と対等に話し合うことを目指して国会内集会が開かれました。
6月2日は、参議院経済産業委員会の独禁法改正案質疑で、私が質問する日でもありました。当日の様子をご報告します。


コンビニ・フランチャイズ国会内集会報告

10時~11時40分 参議院経済産業委員会
コンビニオーナーの方々25人が傍聴する中、独占禁止法改正案について質問しました。今回の改正は、優越的地位の濫用を課徴金の対象に含めるなど取締りを強化するものです。見切り販売規制の不当性などについて質問しましたが、セブンイレブンへの公正取引委員会立入調査に関する質問に対して、公取委員長から「すでに排除措置命令の事前通知をした段階である」と異例の踏み込んだ答弁がありました。


11時30分~13時30分 フランチャイズ加盟店国会内集会
全国FC加盟店協会主催で、コンビニを含めた全フランチャイズ加盟店オーナーの国会内集会が開かれました。議員出席70人(代理含む)、参加者200人以上の盛会でした。オーナーの皆さんが、これまで本部の不当な圧力と闘ってきた経験を報告し、これからどのようにして不公正な取引を改善していくか議論しました。民主党の菅代表代行も激励に駆け付けました。

15時30分~17時 コンビニ経営勉強会
民主党本部会議室で、コンビニ加盟店オーナーが集まり、本部と対等な立場で交渉し、加盟店に不利となっている状態を如何に打破していくか話し合いました。本部は契約更新拒絶をほのめかすなど根拠のない圧力をかけてきますが、加盟店が結束していけば対抗できることを全員で確認しました。