民 主・PRESS（民主党参議院第２総支部版）
発行人 参議院議員 姫井由美子
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今週の国会－同意人事の深読み
2月23日、同意人事が参議院本会議で採決されました。再就職等監視委員会の人事案に関しては、私たち民主党は、もともと天下り反対という立場なので、それをあっせんするような同委員会にはそもそも反対であり、その方針に従って同委員会の人事案には反対しました。
人事官の同意についてですが、人事院というのは中立第三者機関の立場から国家公務員の人事行政を行い、給与勧告案の策定や公務員の採用に関する仕事を行っています。人事院は3人の人事官で構成されていて、その任期は4年、年収は2398万円です。人事官のうち1人はこれまでマスコミ関係者が就任していましたが、今回そのポストは、産経新聞社出身の千野境子氏が候補となりました。私たち民主党は、これはマスコミの一種の“天下り”だとして、候補者本人の資質とは関係なく、人事案に反対しました。
ただ、ここでもう少し深読みをしたいと思います。今回の人事官の同意人事は、民主党が反対することが分かっていたので、これまで回ってこなかった産経新聞に席が回ってきたのです。さらに、反対されて候補者の経歴に傷がつくことが分かっていたので、女性を候補者にしたのです。これは弱い者いじめ、女性軽視であると思います。
農林水産部門・畜産酪農対策小委員会合同会議
2月26日、民主党本部にてJA全中、全農、全国農業会議所、北海道農民連盟、日本鶏卵生産者協会、養豚関係団体の方々が参加し、畜産酪農対策小委員会合同会議が行われました。会議では各連盟、団体から現在の経営状態、課題などが報告され、また、農家の方々が今の農業の状況についても説明されました。
酪農家の方々が「水より安い牛乳を作っています」「子どもに継がせたくない」などと苦しい農業経営について発言されているのを聞き、今の日本の農業は私が思っていた以上に厳しい状態にあることを知りました。
農業は地域と密接に関係しているため、余裕のある農業が地域を育てます。この会議でも話に出たように、全国一律の農業政策ではなく、その地域の特性を生かせる、地域にあった農業政策が必要ではないかと思いました。
2月27日、愛知県豊橋市の採卵用うずら飼養場のうずらにつき高病原性鳥インフルエンザウイルス（H7亜型）が確認されたため、民主党農林漁業再生本部と民主党「次の内閣」農林水産部門では緊急合同会議を開催しました。
会議では、愛知県における高病原性インフルエンザの発生について農林水産省からのヒアリングを行いました。今後の防疫対応としては、当該農場における飼養家きんの殺処分、当該農場の消毒、当該農場の周辺農場における移動制限が実施され、農林水産省から現地に職員を派遣するとともに、高病原性インフルエンザ対策本部を開催し、今後の防疫対応に万全を期します。（記 インターン小倉寛也）
インドネシア及びパラオ共和国大使館訪問の感想
2月23日、インドネシア大使館とパラオ共和国大使館を訪問しました。両大使館では、海の環境保護のために以前から姫井議員が取り組んでいる海底のゴミ清掃活動についての説明や、両国の海の環境保護の現状や今年の5月頃に開催される「WORLD OCEAN CONFERENCE」についてのお話を聞くことが出来ました。両国とも海底のゴミ清掃活動は重要であり、インドネシアではそれを新たな事業として企業が進出を考え、パラオ共和国では観光が一番の産業のため、廃棄物問題は切実な課題であり海底のゴミ清掃活動が毎年行われているそうです。
今回大使館を訪問して私は、一部のある団体が清掃活動をするのではなく、その国又は地域全体での指導・推進が必要であると感じました。また海の環境保護のためのこの活動の重要性を認識しました。（記 インターン小杉雄二）
クウェートナショナルデイレセプション
2月24日、帝国ホテルで開催されたクウェートナショナルデイレセプションに出席しました。会場中央には両国の象徴として、日本の東京タワーとクウェートのタワーのオブジェが飾られ、華やかな雰囲気の中行われました。
その中でクウェート大使をはじめ、著名な方々に挨拶をする機会が数多くありましたが、皆さん緊張している私たちに対して大変親切にしてくださり感動しました。また会場には、アラブ独特の服を着ている人がいて、地元の料理も用意されており、まるで異国にいるような感じを受けました。
このようなレセプションに出席することができ大変光栄に思い、学生生活では経験することができない貴重な経験となりました。（記 インターン小倉寛也）
インターン生自己紹介
姫井由美子事務所でインターンシップをさせていただいております、東京大学教養学部2年の今場雅規です。出身は、名古屋で有名な愛知県です（しかし名古屋市出身ではない）。現在は一人暮らしをしており、インターンシップへの参加理由は「東京でしかできないから」といった非常に安易なものでした。
並列させてよいものかは疑問ですが、学業やアルバイトとの両立の難しさを感じており、その結果、事務所への勤務頻度も他のインターン生に比べ少なくなってしまっている状況です。しかし、インターンシッププログラム終了の暁には大きな成長が得られると確信し、真面目に取り組みますのでよろしくお願いします。
日程（東京＆岡山）
2/ 23(月) 国対 議員総会 議運 本会議 インドネシア大使館 パラオ大使館
2/ 24(火) 中四国ブロック会議 経産部門役員会 農水調査室レク 三澤憲司展示会
クウェート大使館48thNationalDay
2/ 25(水) 国対役員会 国対筆頭理事合同会議 公取委レク 人権・消費者調査会
ヘルシーソサエティ賞授賞式
2/ 26(木) 国対 国対会議 畜産酪農対策小委員会 人権・消費者調査会 女性議員の会
女子ボクシングWBA世界タイトルマッチ
2/ 27(金) 経産部門会議 農水省レク 請願(全日本自治団体労働組合) 国会見学
2/ 28(土) ミニ集会4つ ひな巡り祭り
3/ 1(日) 朝市 グランドゴルフ大会 連合岡山春闘決起集会 JR貨物総会 ミニ集会