民 主・PRESS(民主党参議院第2総支部版)
発行人 参議院議員 姫井由美子
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◆11月9日 会期延長へ!! 
168回臨時国会は11月10日をもって終了することになっていたが、11月8日与党より会期延長の
申し込みがあった。手続きとしては本日11月9日に衆参の議会運営委員会が開かれ(3ラウンド)、午後12月15日まで35日間の延長が決定する。
 本日閉会の手続きのための委員会はすべて流れた。


◆11月9日の本会議 感動の全会一致!!
①被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案が、賛成232、反対0。初の全会一致で可決した。
 合計6回の協議の末、民主、自民、公明合同で提案し、共産、無所嘱が賛成の意思表示という委員会の結果を受けての本会議提案だった。
 内容は、被災者生活再建支援金の支給について被災世帯の世帯主の年齢及び収入に係る要件を廃止し、被災者生活再建支援金の額について百万円に、居住する住宅を建設し、又は購入する世帯については二百万円、居住する住宅を補修する世帯については百万円、居住する住宅を賃貸する世帯については五十万円を加えた額とする等の措置を講ずる。特に画期的なことは新潟地震、能登地震、台風11号・12号まで遡って請求できる点である。反対0が、電光掲示板に出た瞬間感動して涙が出た。
②農業者戸別所得補償法案が、賛成129、反対104で可決した。合計3日間、15時間にも及び審議が繰り広げられ、参考人まで呼ぶというまさに重要法案並の扱いであった。私たち民主党は米の価格が下落し、1日も早く農家を救うためにも必死で通したい法案だ。一方質疑が出尽くすと、自公は「リーフレットが悪い」とか「白菜の絵がいけない」とかクレームをつけ、挙句の果てに「どんなにいい法案も民主党が出す法案はダメだ」と言う始末。
この法案は農業者の経営の安定を図り、食料自給率の向上の為、農業者戸別所得保証金を交付するというもの。私もこの夏の参院選のマニフェストで訴えてきた。


◆11月8日 空白の1日・11月9日 外交防衛委員会
前日の夜まで明日の議会が分からないのが、今の国会の動きである。
参議院の「外交防衛委員会」では守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問と宮崎元伸日本ミライズ社長、米津佳彦山田洋行代表取締役の参考人での委員会は来週の15日(木)行われることで合意していた。
しかし、国会の手続きの手順により8日の空白の1日に、宮崎元伸逮捕ということで事態は急展開した。これは検察やひいては自民が手柄を民主に持っていかれたくない工作とも受け止められる。なぜかというと本日11月9日に会期延長の決議がなされない限り11月15日という会期外の日程での委員会は正式には決定できない。つまり、7日に内定し、9日に証人喚問の決議の予定が間の8日に大事な証人の1人を逮捕してしまったのだ。
逮捕は「司法」上の行為である。国会の証人喚問は「立法府」の決定である、立法府が定めた「国政調査権」が「司法」によって妨害されたことになる。もともと検察総長が11月10日の国会閉会をもって逮捕と聞いていたので、急いで11月9日の委員会で証人喚問決議に苦労して、もっていった。
皆さんに是非覚えていてほしいのは、この間、自公である与党は、参議院では証人喚問に反対して、委員会を欠席していた。審議に参加しないで今回のような与党の妨害は許されない。と同時に、私たち民主党がいかに国会運営や政治手腕が自民に遅れをとっているかの表れでもある。
小沢代表の「頼りない」が垣間見えた。政権交代への道のりは厳しい。


◆11月8日 経済産業委員会
「消費者生活製品安全法の一部を改正する法案」及び「電気用品安全法の一部を改正する法案」の提案説明のみ。私の初質問は11月13日(予定)か?


◆小沢代表問題について
11月7日の両院議員懇談会は党本部にかつてない多数の議員とマスコミがつめかけた。マスコミフルオープンの中で小沢代表が心からのお詫びと心を込めてこれからの決意をされた。発端は、10月29日。急に党首会談の話が持ち込まれた。30日は平行線。11月2日に再開し、2度に渡る会談の中で「福田総理は自分の主張を認めた。そして、連立の話が出た」とその後の役員会で報告。役員会では連立が否定され、そのまま電話で返事されたが、4日早朝、鳩山幹事長へ辞表を届け、当日夕方記者会見した。6日には参議院全員各期に分かれて総会を開き、全員一致で小沢代表の慰留を決めた。辞職願を出していた民主党の小沢一郎代表は6日夜、辞意を撤回し、代表にとどまる意向を固めた。小沢氏は先の党首会談で浮上した「大連立構想」を巡る混乱を受けて4日に辞意を表明。党内では執行部が慰留を続けていた。
私は小沢党首の下、参議院選挙を戦い「国民の生活が第一」というスローガンで当選させていただいた。小沢党首の下で、マニフェストで訴えた政策を実現し、新しい政治の流れ(二大政党)を創り出していくのが1番いいと思っている。安倍前総理辞任の時も小沢代表は「政局より政策」を強く訴えていた。今回のことも政策実現への強い思いであり、かつて自民党にいた小沢代表だからこそ、政権担当政党の厳しさを知っている。参院選大勝で緩みがちだった人たちへの「ここで引き締めないと本当に政権は担えない、選挙でも勝てない」との強い、愛情の思いと受け止める。


◆国会・東京日程
5日 ・宮内庁見学会 ・来客 ・本院女性議員との懇親会
6日 ・経済産業、財務金融部門会議 ・国対報告会
    ・行政改革調査会 ・円より子と語る会
7日 ・両院議員総会 ・経済産業部門会議
   ・大畠章宏議員 政治経済セミナー
   ・大串ひろし君を励ます会
8日 ・東京都倫理法人会(新宿中央)
   ・法務、財務金融、外務防衛、厚生労働部門会議
   ・経済産業委員会 ・岩國哲人議員 政経セミナー
   ・石井一と感謝の夕べ
9日 ・国会本会議<・被災者生活再建支援・農業個別所得保障>
   ・国土交通部門会議 ・国会見学 


◆岡山日程
・百間川改修記念式
 ・同窓会評議員会・総会 懇親会
 ・ワインまつり
 ・シンポジウム
 ~女性議員と語ろう~
 ・臨時常任幹事会


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