姫井由美子

姫井由美子

姫井由美子

姫井由美子


ひめ通信54号に既に記載しておりますが姫井由美子事務所インターン生主催で
4月21日参議委員会館にて田村耕太郎先生を講師に
お迎えして講演会を開催いたしました。
田村先生は政府系ファンドやこれからの
農業についてお話され最後には大きな拍手の中会議室を後にされました
。学生の方々はとても真剣な眼差しで田村先生のお話を聞いていらっしゃいました。

DV訴訟の緊急署名のお願い!
DV訴訟の緊急署名のお願い!
DV訴訟の緊急署名のお願い!

参議院議員 姫井由美子
平成20年1月9日

前略
DV被害支援につきまして日頃よりご理解いただきましてありがとうございます。
さて、下記を読んでいただきまして、ご理解いただきたく送らせていただきます。
何卒よろしくお願い致します。
草々

名古屋ネット殺人事件の高橋光江被告がドメスティックバイオレンスの被害者であることを
考慮した減刑を求める署名
(1)事件の概要
 2005年4月、名古屋で起きた殺人事件の被告、高橋光江(50)は夫の殺害をネットで
知り合った男性に報酬1000万円を約束して実行させたとして、生命保険目的の殺人とされ、
1審の名古屋地方裁判所では検察側の求刑通りの懲役20年、また高等裁判所においては、
夫の暴力も原因となったとして被害者の夫の暴力を認めたものの、懲役18年の刑が言い
渡されました。被告はお金もなく1審では男性の国選弁護士のため、求刑通りの20年でした。
求刑通りに判決が言い渡されるのは大変珍しいことです。


(2)DVの実態
 高橋光江は被害者の夫とは再婚であり、結婚当時から夫から精神的暴力、性的暴力、身体
的暴力、経済的暴力、社会的暴力被害を受けてきました。
 性的暴力では、約8年間で4回の堕胎の強要、流産を数回し、避妊を拒否する一方で妊娠
すれば堕胎を強要し、被告人は流産の努力を余儀なくし、被告人がピルなどで避妊することも
許さず、堕胎を避けるために出産日まで妊娠を隠し通して出産するという状態。
 身体的暴力は、寝ているところをたたき起こし、髪の毛を掴んで引きずり、顔にアザができたり、
顔の外見が変形するくらいまで殴るというひどい暴力を振るい、子供が真夜中に近所の人に助け
を求めることもしばしばありました。子供は余りに父親の暴力がひどいので、母親が死んでしまう
かもしれないと心配していました。
 経済的暴力は、被告人が前夫の元に置いてきた子供たちが病気で金に困っていると前夫の
兄嫁からの金銭的依頼に借金してまで応じ、金を渡したことから消費者金融に借金をつくったこと
が原因となり、それまで月々15万円の生活費を停止されました。被告人は昼は保険の外交員、
夜は売春までして、子供と夫の生活費を賄うことをさせられました。
 社会的暴力は、被告人の帰宅が遅くなると、内側からドアのチェーンを閉めて、真冬の寒い中、
一晩中追い出すことがしばしばあり、被告人は朝まで家の外の会談のところで過ごしました。
また保険証も取り上げ、医者にもいけない状態でした。
 精神的暴力は結婚当時から嫌味や罵声の連続であり、また子供の前でわざと暴力を振るったり、
子供が小さいときは直接、子供を放り投げたり、足をひっかけたりして、被告人に多大な精神的
暴力を振るいました。
(3)公的機関やシェルターを頼れなかった理由
 被告人は前夫の元においてきた子供たちが継母に虐待にあった際、公的機関に相談に行くと、
「うるさく言うと、養育費を請求されますよ」「継母がしつけでやっていると言っている」など、問題
にすることを止められ、嫌な思いがあったため、公的機関に相談にも行かず、前夫の元に二人の
子供を残して、家をでていったことからの後悔から、二度と子どもたちを置いて家をでることはでき
ないと思いつめ、逃げることもできませんでした。被告人は、これらの長年(結婚生活20年)に
亘るDVに耐えることができず、首吊り自殺2回、マンションからの飛び降り自殺など決行しました
が、いずれも失敗し、死ぬこともできなかったのです。
(4)今までの裁判 
一審ではまったくDVによる情状酌量はなく、懲役20年の判決であり、二審においてはDVを
認めたものの、懲役18年でした。これらの量刑はほかのDVにおける殺人事件に比べると明ら
かに重い刑。この実態を考慮し、刑の減刑を訴えています。
 また、被告人が実行犯による夫の殺害後、生活に困窮し、子供の学費保険の満期による据置
金を請求したことから、保険金目的での殺害となってしまいました。
 これらのドメスティックバイオレンスがありながら、検察側は公判において暴力の原因は被告人
の借金であると主張し、暴力を正当化する主張を繰り返しています。司法関係者によるDVへの
理解のなさは、今後のDV裁判にも影響します。最高裁の判決はいつでるか分からず、棄却され
てしまいますと、刑が確定してしまいます。
 そこでこの度緊急に署名を集めることになりました。是非ご理解いただきよろしくお願い致します。

最高裁判長様
住所 氏名
・ ・
・ ・
・ ・
・ ・
・ ・