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空気を吸って、はいて、呼吸をするように
お腹いっぱい食べて、消化して、栄養を吸収するように
インプットした分だけ、ちゃんとアウトプットしていくこと。

情報についても同じだと思っていて、
この両方が揃わなければ、完全に自分のものにはならない。と思う。


ここ最近、慌ただしく動き、沢山の人と会っていたのに
なぜか自分が成長しているどころか、退化していくような気がしてた。

私たちは昔よりずっと多くの情報に触れているけれど、
本や雑誌から情報を得ていた時とはちょっと違っていて
読み込む、というよりも、読み流すという向き合い方になった。

量や幅は拡がった分だけ、密度が下がっていくような。
消化しきれないままの情報が無数に記憶からこぼれていくような。



情報を自分の中に取り込んでいくとき、
これまで培ってきた経験や思考との科学変化が起きて
“情報”が”知識”へと変わり、”知恵”になっていく工程が好きだった。

情報を自分なりの言葉や解釈に変換して
いつでも引き出しから取り出せるようになれば、”知識”になる。

何か問題にぶつかった時や新しいアクションを起こす時
役立ちそうな知識をつなげたり少しアレンジしたりして
実践的なアイデアやプランに整えていけば、”知恵”になる。


情報を知ることには、私はあまり価値を感じない。

自分の中にインプットされた情報が、自分を介したことで
どのような解釈を生み、どんなプランを導き出せるのか、
それをアウトプットすることに価値があると思う。



だからもっと、ゆっくりと時間をかけて情報を味わおう。
完全に自分の中に吸収されるまで、ちゃんと咀嚼して消化しよう。

本を読み、自分の言葉を紡ぐための時間をつくろう。つくる。