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ナンバー1じゃなくて
オンリー1を目指せばいい

そういう考え方が、
ゆとり世代を駄目にしたと言われている。


今回のソチオリンピックでは
葛西選手のように念願のメダルを手に掴んだ選手もいれば
上村愛子選手や浅田真央選手のようにメダルはなくても
この上なく充足感のある笑顔と感動を与えてくれた選手もいて

ゆとり教育で本当に教えるべきだったのは
競争やプレッシャーの中で負けたり恥をかいたりする経験を奪うことではなく
競争やプレッシャーの中で他人との優劣や順位以外にも大切なものがあることを
ちゃんと子供たちに教えてあげることだったんだと改めて思う。

真央ちゃんの最後に流していた涙は、
キムヨナとの勝負やメダルへの期待に対する想いを超えて
あれだけの正念場で自分の力をだし切ることのできた達成感と安堵感。

競争の中で、一番戦うべき相手は
自分自身なんだということを教えてくれる。それは順位やメダル以上に大切なことだって、あの二人の笑顔が物語っていた。


そして、それこそが
競争やスポーツを通じて子どもが学ぶべきことな気がする。