↑こちらの続きです。
佐藤彰真の母親への尋問ですが、文章にするとスムーズなやり取りに見えますが 質問に対して何を言ってるかわからないような小声で答え「聞こえないからはっきりと答えるように」と指摘もされていました。また態度はヘラヘラと緊張感が無いようにも取られるものでした。
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証人尋問
証人 佐藤彰真の母親入廷
◎弁護人より尋問
Q: 息子はどんな性格だったのか
A: 小さい頃から問題を起こすことなく物静かで穏やかだった 兄弟の中で仲良く遊ぶ子 いつも上の子達についてきていた
Q: 兄弟喧嘩等はしなかったのか
A: 兄たちが優しかったので喧嘩などは殆どなかった 元々口数の少ない子だったので
Q: 親から見て 息子はどういう子と思うか
A: 口数が少ない 表現が苦手
Q: 小中高でトラブルを起こしたりしたことは無いか
A: 1度もない 指摘されたこともない 大人しく物静かな方だった 学校より呼び出されたことも無い
Q: 成績の方はどうだったか 通信簿の評価等 親としての評価は?
A: 器用な面があった。兄弟の中では一番静かで目立たず どういう所と具体的に表現出来ないがコミニュケーションを取るのは苦手だった様に思う
Q: 大学は息子が希望したのか
A: そうです
Q: 独り暮らしをしていたという事だが連絡のやり取りあったのか
A: 本人からはあまりないので2週間に1回位のペースでこちらから連絡を入れ様子を聞いたりしどんな生活をしているのか把握していた 気には掛けていたが独り暮らしは我々も経験しており今後の自立に役立つと思っていた
大学の1年~3年の間は単位も落とす事無く授業を受けていた 4年生になって就職活動や卒論の準備始まった
Q: バイトはしてなかったのか
A: 大学在籍中2年から3年生の時にはコロナ禍であった為実家でオンライン授業を受けていた その頃少しバイトはしていた様な…
(令和5年)4年生になり就職活動が始まり夏頃には公務員採用試験に合格した 8月実家に帰省した時家族で良かったと喜んだ
10月から後期講義が始まっていたがその頃から目つきがおかしいと感じては居たが大学より講義に出席して居ない旨の連絡を受けた 11月中旬頃再度 今月登校無ければ卒業出来ないと連絡があり息子と大学へ出向いたが 本人が心神喪失でとても授業に向き合えるコンディションでは無いとの理由で休学を望んだため どういう理由でそうなったのかと思ったがその後は家へ連れ戻した
11/21(逮捕の約1年前)自殺未遂している所を発見し救急搬送した 幸い大事に至らず一命は取り留めた
その後心療内科を受診 現在も通院内服治療を継続している
Q: 主治医より病状について説明を受けたと思うが 気にはならなかったのか
A: 行動の見守りはしていたが四六時中一緒にいた訳では無い 心配したが 本人が大丈夫と言うので信じていた
頃合いを見て復学に纏わる話し合いもした
Q: 両親は行動の異変に気付かなかったのか
A: 常に一緒にいた訳では無いので 自分達が不在の時にしていたんだと思う
こんな事をしていたとは思わなかった
Q: どうしたのだろうと思わなかったのか
A: 4年の後期から精神的に落ち込みが強くなった 4月~8月の間でガラリと変わった 何故 イジメも無かったと思う
Q: 息子は自分の人生の事で悩んで居たか
家族はその件について本人を混じえ話をしてみたか
A: 話したが元々口数の多い方では無かったので家では話辛いかとカフェ等環境も変えてみた
自分も今回のような犯罪を起こした事について理解できない 分かり合えない
Q: 昨年の8月と今の状態の比較をしてどう感じているか
A: 心身が疲労している 心配していた家に連れ戻し 楽々と過ごす環境がいけなかったのか 何か毎日出来る習慣でもあったら良かったのかもしれない
そんな頃 子猫が迷い込んできた 我が家はペットは飼って居なかったが その子猫を撫でたり膝に抱えたりし逆に可愛がっていた なのに何故殺すようなことをしたのか理解できない
私は倉庫へ毎日出入りする訳では無い
確認した時に異変は何も感じなかった
どうして どういう心理からそんな事を起こしたのか分からない
Q: 通院での診断や治療について
A: 毎週カウンセリングを受け今後作業療法プログラムなども個別で立てる事も検討して貰っている
Q: 内服について
A: 12月から服用を始めた
Q: 生活行動は安定しているか
本人も目が覚めたようで今は冷静になっている 11月に自殺未遂をし12月から通院内服治療続け3ヶ月位で安定してきたと思うが日常の中で何か役割等があれば良かったのかと思う
今は 8~10月頃の気持ちは無いと 長生きしたいと述べている
今後も可愛い子供なので寄り添って行きたいと思っている
記録・甘平レディ
続く
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