悲しい気持ち 



この曲を聴いた時は、
ちっとも悲しくない歌だなぁ。
なんでこのタイトル?

って不思議だったけど、
とてもポップで楽しげで軽やかで
大好きな歌でござる。


今、あたしは
なんとなく悲しい気持ちを味わっている。


今回の嫌な出来事を通して
やっぱり思い出す事があって、

あの頃は
ソレが当然だ、
あたしがやるのが最適なんだ。
と、至らない自分のままで
普通にやり続けていた。

気を利かせて、
誰かの為に、
皆が上手く廻るように
心配させないように
あたしが、
やるのが一番良い事なんだ。
と思っていた。


今でも、その事を間違っていたとは思っていない。

が、
最近の嫌な出来事の相手を観て
何故気づかない
何故やらない
何故分からない
何故やろうともしない
皆が困るじゃないか!

と、
ものすごく憤っている訳である。



で、
何故だかあたしがやる羽目になってしまう。


あたしの立場では、
ソレはしない方が良いと思っているし、
ソレをやるのは、その立場にいる相手だと思っている。

あたしにやらせないでよね。
自分の立場を思い出してよ。
自分の立場に責任を持ってよ。


と、毎回同じような事で憤っている。


で、
この「あたしの立場」なんだが、
やっぱり思い出す事がある。


若干二十歳で母親役をしていたのだ。
家計を預かり、
学生だった妹の面倒を見て
祖母に仕え
父を安心させようとしていた。


あたしは、二十歳の小娘である。


ホントは二十歳のあたしはなんて思っていたんだっけ。。。

思い出せそうで思い出せない。

だってなぁ。
あの時あたしが母親役をしなかったら、家族全員困るじゃないか。
あたし以外に人が居なかったし。
だから、当然だと思っていた。

重荷とも思っていなかった。


そんなモンだと思っていた。


協力して家族を守る。
ソレが普通だと思っていた。

でも、色んな事が起こり
あたしでは母親役は出来ないと思う事もあった。

そんな時は、
あたしは娘であって母親でも妻でも嫁でも無い!
あたしはやりたくない!

と思う事もあった。

でも、その気持ちを通す事の方が
家族を悲しませるような気がして
やれる事だから。と言ってやり続けてきた。

今、職場の中で似たような事が起きてる。


あたしはパートで、
決定権も無いのに、
立場も一番弱いのに、
なんでこんなに頑張らなきゃならないの?

やれるけど理不尽だ!
あたしがやる事じゃない!

と思っている。


お前がやれよ!
ととてもそう思う。

あたしの立場でも出来るンだから
お前の立場ならもっと出来るンだ!
とも思う。


で、
こういう怒り、実はずっとあったなぁ。。。

いよいよ自分を癒すときが来たか。


あたしは、
若干二十歳でも、
ものすごく頼りになる存在だったのだ。
あたしは、別にやりたかった訳じゃないけど、やれたのだ。

家族を母親代理の立場で、守る事が出来ていた。


やりたかったかどうかは分からない。
でも、
やれると思ったし
やらなきゃならないと思っていた。
欠けたら、補うのが
家族だと思っていた。

ソレが協力だと思っていた。


間違っているとは思わない。
でも、やっぱり
立場を考えるとちょっと悲しい。


幾ら頑張っても、結局は本物の母親にはなれない。
あたしは、あたしの息子らの母親以外には絶対なれない。  

あの時、頑張ってお母さんの代わりをしたけど
代わりのまんまだったのが悲しいのかなァ。
代わりをして当然って思われていた事が悲しかったのかなァ。


覚えてない。
でも、
今の出来事を観ると
あたしがやって当たり前って思われるのが悲しくて嫌だなぁ。。。
一緒にやってよ。 
って思うもんなぁ。

手伝ってよ、
協力してよ
助けてよ。

あの時もそう言いたかったな。
妹に。
あたしだけに押し付けないでよ。
って思ってたな。


今目の前の相手にも、同じ事を思う。
一緒にやろうよ。 
あたしだけがやる事だって思わないでよ。
立場が上のあなたが気付いてよ。

と思う。


言えたら良いのかもしれないけど、
言えないかもなァ。



さて、
視点を変えよう。

あたしはあたしだけを癒す。

あの時も、今も
あたしは、
ちゃんと出来る頼りになる人だった。

拗ねてしまうと、
出来るアタシより出来ない馬鹿の方が得じゃん!
と思ってしまうだけで。


あたしは、家族を守って来た。
責任感も強かった。 
投げ出さなかった。
ソレがとても素晴らしい事じゃん。

二十歳になった瞬間から
大人にならなきゃいけなかったけど、
そこから逃げなかったなぁー。

今も仕事から逃げてないなぁー。
ソレがとても素晴らしい事じゃん。

あの頃から練習してたんだなぁ。
大人と言われる年齢になってから
ずっと大人でいたんだなぁ。
ソレがとても素晴らしい事じゃん。


拗ねちゃうと
アンタばっかりズルい!
って思うけど(๑>؂•̀๑)テヘペロ

曇りの無い目で自分の状況を振り返ると 
あたしはずっと頼りになる人だったなぁー。
それって凄くない?
って思える(^-^)b


自分の人生から逃げてない。
真っ向勝負ばかり(笑) 
負けてばっかり(笑)
代理ばっかり(笑)
でも、逃げずにやって来た。
ガッカリしながらやって来た。
ソレがとても素晴らしい事じゃん💓💞

それでもまだ
アンタばっかりズルい!って言いたいかな?(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)


拗ねて
ズルい!ズルい!ズルい!ε٩(๑>ω<)۶з
って言い続けるのと

良くやってきたよ、あたし。
ご苦労さまだったよ、ホントに。
(*´∀`*)
って言うのと

どっちが幸せかな?


良くやってきたなー。
偉かったよ〜(๑>∀<๑)♥

「そういうもんだ」
だけでやってきた自分が凄いなぁー。

なんか立場は、もうどうでもいいかな。(笑)


パートだけど、
あたしは「そういうモンだろう」と思いながら
自分の思った通りにやりたいもの。


うんうん。
落ち着いて来た。
胸がルンルンしてきた。

やれるからやってるンだわ。
そこにはとても静かな想いしかないな。

やりたいかどうかは、
まだ良く分からない。

でも、
あたしは自分がやれる事をやりたいと思う。

ワクワクと言うより
ものすごく淡々と粛々とした静かな感覚で良い。


やっぱり他人は関係ないね💕


自分を癒して手放すに限るね。


おめでとうございます。
淡々と粛々とおすすみ下さい。


初めて起業した時に真っ先に貰った言葉が
やっと腑に落ちたな。
嬉しいな。

なんかものすごく大きな荷物を降ろした気分です💓💞