キミは、覚えているだろうか?
去年の今頃、猛烈に悲しい恋をしていたこと。
どんなに頑張っても、届かない恋をしていたこと。
出会う順番が遅かったんだね、なんて言葉じゃ足りないくらいに
キミが好きで好きで仕方なかった。
今頃何をしているのかな?
今頃誰と一緒にいるんだろう??
そんなことばかり考えているもんだから、仕事が仕事にならなかったことなんて
多分キミは知らない。
いつも私の右側に居たから、家に帰って1人になった途端に誰も居ない右側が寂しくて仕方ない
なんてことも、きっと知らない。
悪びれた感じなんて一切なく、
私も彼女のこともどっちも大切で、どっちも好きだよ
なんて言われた日の夜から、ずっと眠れないでいた日があることなんて
絶対キミは知らない。
どうか、ずっとこのまま
私の右側に居てください。