点検まで
ながーいローンを組んで家を建ててから、早くも10年が経とうとしている。我が家は先日、10年点検をむかえた。私は、とりあえず大掃除だと、玄関やキッチンや、換気扇、気になるところをふきあげ、掃除機をかけ、そわそわしながら点検の方の到着を待つ。
点検員さんは、優しいおじさんが2名。点検内容は外廻りと、ベランダと、屋根裏、床下、の4ヶ所のチェックとのこと。あれ?私の掃除したポイントがずれている…。お知らせの葉書を確認したら、きちんと点検箇所の記載があった。なぜきちんと確認しなかったのか、後悔が押し寄せる。まぁいっか…。
外廻り
カメラをビヨーンと上に上げて、モニターに写しながら屋根を、目視と、手で外壁をチェックしていただいた。屋根は藻が生えているところがあるけれども、問題ないとのこと。外壁も、プラスチックの継ぎ目も、ゴムの継ぎ目も問題なしで、触ると手が白くなるチョーキング現象も起きていなかったそうだ。雨どいもきれいで、つまりもなし!!
ベランダ
次に、2階のベランダを見ていただいた。ベランダは、完全に掃除し忘れている。端のほうに落ち葉がたもっていたが、点検には支障なかったようだ。防水シートがめくれているところはないかどうかチェックしていただき、こちらも特に問題なしであった。
屋根裏
梯子を使って、2階の天井の点検口からチェックしていただいた。屋根からの雨漏りの形跡がないかどうかじっくりと観察する点検員さん。こちらも特に問題なし!
床下
床下の点検は、キッチンの床下収納から、カメラを搭載したラジコンみたいな機械を走らせて、モニターに写しながらのチェックだ。
余談だが、床下収納は、開け閉めが面倒くさくて、我が家はほとんど使っていない。今回の点検で久しぶりにあけてみたら…2016年に賞味期限が切れた2リットルのペットボトルの水が7本も出てきた…。
虫だらけ、クモの巣だらけを想像していたのだが、さすがはダイワハウスさんである。とってもきれい。謎の虫が2匹いただけだった。水漏れも、白蟻も全く心配なしとのこと。状態は良好だった。
まとめ
今回の10年点検では、特にメンテナンスが必要な箇所はないとのこと!!外壁の塗り直しとか、屋根の補修とか必要なのでは?とドキドキしていたので、本当によかった。
点検員さんのお話では、だいたい15年くらいで屋根の補修と外壁の修繕をする方が多いらしい。金額の相場を伺ったところ、足場を組むので大体200万円~300万円かかるとのことだ。
5年後、我が家は一番教育費がかかる時期にぶつかる。少しでも補修の時期を遅らせなければならない。そのために、愛着のあるこの家を、大事に大事にして、いたわっていきたい。
次回は15年点検。我が家のメンバーはどんな暮らしをしているのか想像もつかないが、私はこの家で穏やかな日々を過ごしていきたいなーとしみじみ思った。