皆様御機嫌麗しゅう、ヴァイオレットでございますわ。

 

今日は平日で明日も仕事なので文章は粗さが目立つ記事になりますことご容赦下さいまし。

 

……と思ったら今日は祭日でしたわ!!

 

わたくしの働いている会社は基本祭日でも関係ございませんので忘れておりましたわ~。

 

本題に入りまして、まず、異変が2つございました。

 

 

1つ目の異変は菫お嬢様のケージから臭う微かな異臭でしたわ。

 

これに関しては心当たりが御座いましたの。

 

菫お嬢様はフタホシコオロギしかお召し上がりになられない超お嬢様ですので……オホホホホ。

 

どうしても狂偽様たちのように食べカスが大きくならず小さいものですから回収できませんの。

 

なのでいずれは床材を交換する日がやってくると存じておりましたの。

 

これの事態は予想内のことでしたわ。

 

唯一、予想外のことだったのは湿度の水はけの悪さですわ。

 

冬場のような感覚で加水していたら思いの他、水はけが悪くこれが更に事態を悪化させましたわ。

 

 邑楽ファームのヤシガラは意外にも保湿性が高いことが証明されましたわ。

 

冬場は乾燥しており丁度良いぐらいに温室の熱源により蒸散されるようですが、

 

夏場のような空気に蒸れが生じる環境では蒸散しにくい模様ですわ。

 

よって、夏場メンテナンスを怠ると食べなかった餌や

 

食べカスが腐敗し水を通してケージの水全てが腐敗する事が今回の件で理解出来ました。

 

 

 

そして2つ目の異変は狂偽(くるぎ)様がお食事をお召し上がりにならなかったことですわ。

 

脱皮して2週間半でありながらお食事をお召し上がりにならないのには、

 

只ならぬ異変が起きていると容易に想像出来ました。

 

同様に狂偽様のケージからも異臭と水はけの悪さが目立ちましたわ。

 

おかしいですわね………?狂偽様のケージの食べカスは毎日清掃しているのに……?

 

そこでよく観察してみると……水入れと壁の隙間でデュビアの成体が1匹死亡しているのが確認されましたわ。

 

恐らくこのデュビアが原因で水を通して床材が腐敗していると思われます。

 

そこで床材を交換する事を決意いたしましたわ。

 

 

まず菫お嬢様からですわ。

 

今回は良い写真が撮れませんでしたので使いまわしでご容赦下さいまし。

 

ドミニカンパープル (Phormictopus sp. dominican purple)の菫お嬢様は振動に敏感で動きが素早いのですが、

 

樹上性のポエキロ等を取り扱ってみえる上級者の方にはお茶の子さいさいですわ~。

 

大きめの衣装ケースでケージを開けて振動を与えればケージから出てきます。

 

そして振動を与えぬようケージを回収し衣装ケースに蓋をすれば一段落ですわ。

 

後はケージに新しい床材を入れてメンテナンスするだけ。

 

次にタランチュラをケージに移す方法ですが……

 

 

バイーアスカーレット(Lasiodora klugi)の狂偽様のような動きのゆったりした子であれば

 

ピンセットなどで誘導するように移動させれば問題ございませんわ。

 

なんでしたら一度プリンカップや別のプラケースなどに移してからケージに放すのもアリですわね。

 

菫お嬢様は動きが速いので別のプラケースで捕獲してケージに移動しましたわ。

 

動きが緩慢で大人しい種類でも素手でハンドリングはなさらないように。

 

狂偽様(バイーアスカーレット)は動きは遅いですが、大人しくはないですわ。

 

ピンセットでつつけば獰猛に咬みついてきますし危ないです。

 

誰かが「タランチュラは地面に咬みつく習性はない」と仰っておりましたが……

 

わたくしの意見は少し違いますの。

 

餌を絞めておいてもピンクマウスを解凍して置いておいても振動を出さない物を「餌」と認識しておりますわ。

 

それはつまり、タランチュラは人間の手の上にいる時も「地面ではない」と認識しているのではないか?

 

ということですの。ましてや人間の手は明らかに動いていて、振動している。

 

わたくしがハンドリングを行っている時代でも咬まれた事は一度もございませんが……。

 

 

 

真に危険なのはタランチュラの方ではなく、人間の方ですわ。

 

 

 

長年大人しい種類と触れ合っていると感覚が麻痺してきて

 

「素早く凶暴な種類もハンドリング」出来ると錯覚してしまうのです。

 

そして………皆までも語るまいですわね。

 

とにかく、タランチュラは人を狂わせる魔力のようなものがございますわ。

 

毒虫との「正しい距離感」を保つ為、ハンドリングは推奨致しません。

 

これがタランチュラの床材を交換する時に限った話ではございません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

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