いかがお過ごしでしょうか。
傾聴コーチの吉田有美です。
相手が落ち込んでいるとき、
励ましたいけど、
何ていったらいいか言葉がわからない。
今の状態から早く出してほしい。
でも、
気の利いた言葉が浮かばない
ということはありませんか。
私はそういう場面でとっさの一言が出ない(涙)
「そういう思いをしているのはあなただけじゃないよ」
「あなたならきっと乗り越えられる」
「明けない夜はない…」
こういうのって
うすっぺらく聞こえないかな?
ワザとらしいんじゃないかな?
考えすぎて言えないっ!
ところが、
キャリアコンサルタントの講座で学んだあることで、
とても気が楽に。
その名も、
”はげまし技法”
「励ますのも技法なの?」
って思いませんか。
マイクロカウンセリング技法の傾聴技法の1つです。
それによると、
「はげまし技法」とは…
1、クライアントが話を続けやすくするための合いの手。
例えば
「うんうん」
「そうでしたか」などの短いフレーズ、
2、クライエントが使った言葉の1部を繰り返すこと。
結局はただただ
相手の話を聴くだけなんです。
相手が落ち込んでいるとき、
うんうんと話を聞いたり、
「そっかー、今そういう状態なんだね」
っていう相手の話を聞くこと。
それだけで、もう十分に励ましになるんです。
「気の利いたことを言おう」
「なんて言ってあげたらいい?」
なんて考えなくていい。
「うんうん」
相づちだけだっていいんだ。
その考えは私の気持ちを大分楽にさせてくれました。
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マイクロカウンセリング技法(福原眞知子監修)
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