春は変化の季節。

最近「これからの働き方について本気で考えたい」という連絡をいただいてます。

 

傾聴の効果は、

考えていたことを人に話すことで、頭の中が整理され、やるべきことが見えること。

聞いてもらっているという安心感がもてること。

人に話すことでストレスが軽減されること。

 

自分の考えてきたことを話し、振り返り、少しづつ行動に移してみる。

最初の一歩を踏み出すまでに必要な時間は人によって違います。

 

自分らしい道を見つけるのに数年かかったとしても不思議ではありません。

 

今回はコーチングの基本スキル「傾聴」のコツについて書きます。

傾聴は「 話を聴くスキル」のことです。

「え?きくこともスキル!?」と思ったら、とりあえず読んでみてくださいね。

 

あなたには「きいてくれてありがとう」と言いたくなる人がいますか。

または「この人に話すんじゃなかった」と後悔したことはありますか。

それはどんな相手だったのでしょうか。

 

私たちは日常の中で無意識に「話しやすい人」「話しにくい人」を分けています。

それは「安心して話せる人」と「安心できない人」とも言えます。

 

話をきいてもらったとき、気持ちが楽になりませんか。

本音を言ったとき「受け止めてもらえた」と感じるとなおさらですよね。

 

コーチングは対話を通して相手の目標達成をサポートします。

対話を効果的にするためには、まずはコーチが「相手が安心して話せる存在」になることが大切です。

 

そこで、傾聴のスキルのポイントをご紹介します。

1、相手の話にペースを合わせてうなずき、相づちを打つ。

2、相手の話をさえぎらず、「それで?」などと促し、最後まできく。

3、相手の話のキーワード(感情がこもった言葉)を小声で繰り返す

 

 

1と2は「なーんだ簡単。常識ですよね。そんなの普通にやってますよー」

と言うかもしれません。

3は練習しないと非常にあやしい人になります。

 

現実の私たちの会話はどうでしょう?

職場やカフェで他の人の会話を観察してみてください。

 

ほどんどの聞き手が途中でこんなことをしています。

 

「そう言えば、この間…」と途中で話題を変える。

「そうなんだー。実は私ね…」自分の話にもっていく。

「それって〇〇ってこと?」と勝手にまとめる。

「でもね…ただね…」やんわり否定。

「言いたいことはわかるけど…」自分の意見を言い出す。

「それは〇〇したほうがいいよ」アドバイスを始める。

 

最初は聞いていても、自分が知りたいことがあれば質問し、話したいことが浮かべば話したいもの。

だから、相手の話を聞く気はあっても、気づけば自分がしゃべっていたり。

それがフツウの会話なんですよね。

 

たとえそれが、大切な人の大事な話だったとしても。

話し手が最後まで話せるのは奇跡!

 

エラそうに書いていますが、私も家族との会話だと

「でもさー」とカットインしがちです(汗)

 

私たちが今日からすぐできることはこれです。

 

「相手の話をさえぎらず、最後まできく」

まずは、ここから始めてみましょう。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

【動画セミナー】