雑談が苦手な先生はいませんか。
人との和やかなコミュニケーションに雑談はつきもの。
しかし、
語学教師で会話の授業を担当している先生でも「雑談の名手」とは限りませんね。
そういう私も苦手です!
特に美容室での会話は困ってしまいます。
「お住まいはこの辺ですか?」
「今日はお仕事の帰りですか?」
この手の質問に答えるのは、どうもめんどう(^^;
さらに会話を弾ませようとして、共通の話題が見つかるまで質問を繰り広げる方も。
「〇〇というドラマ見てます?」
「PayPay、使ってます?」
相手から「会話をしなければ」という意図が伝わります。
ちょっと苦手。。。
そういう私もレッスンのときはやってしまうのでした。
話し好きで自分から話してくれる学習者はいいのです。
中には私のような「雑談苦手な学習者」もいるのでした。
もともと自分から話さない人もいます。
プライベートな質問がニガテな人もいます。
そういう人から会話を引き出そうとして根ほり葉ほり質問すると、
答えがプツンと終わることってないでしょうか。
なんか居心地わるいですよね。
そんなとき、
昔の私は学習者のせいにしていました。
「会話の練習に来ているんだから、もっと話してほしいな」と。
これでは解決しません。
そこで、
質問をこう変えてみませんか。
コーチング的な質問のコツはたったこれだけ。
自分が聞きたいことでなく、相手が話したいことについて質問する。
一般的な会話なら、自分が聞きたいことを質問するもの。
人によっては調査されているような印象を持ちます。
教師が「会話の練習のため」と思っていても、
学習者はそうは感じないこともあります。
ですので、
この際「会話練習ため」というのは置いておいて、
こういう視点で質問してみませんか。
「相手が興味を持っていることは何だろう?」
「相手が今、気になっていることは何だろう?」
相手の興味・関心に注目していると、話題は必ずあります。
相手に“人としての関心“を持つことで話してもらえます。
それでも、会話が弾まないときは…
「先生はムリに会話をクリエイトしなてくていい」
(学習者談)
…だそうです!
昔、学習者にフィードバックされました。
苦し紛れに話を振っていると相手に伝わるんですよね(^^;
レッスンを続けるうちに教師からの関心が伝わって、気軽に話せるようになれば良いですね。