「わからないことがあったら、いつでも言ってね」って言ったのに、相手が何も聞いてこないんだけどー、ってことはありませんか。
ついでに、もうひとつ。
「相手が何も聞いてこないから、わかってると思っていたら、全然わかっていなかった!」ってことはありませんか。
安心してください。
みなさん、よくあることなんです。
そんなときは「わかっていることを聞くこと」をおすすめします。
人に何かを教えるとき、「この人、実はわかってなさそうだな…」って感じることがあります。
そのとき、私たちはついつい言ってしまうのです。
「わからないことがあったら、いつでも聞いてね」と。
実は、これが誤解のもと。
相手はこんな状態かもしれません。
「自分でもどこまでわかってるか、わからない」
「何を質問していいかわからない」
人は、ある程度わかっていないと質問さえできない、のです。
私も経験があります。
英会話のクラスで、ちんぷんかんぷんのとき。
恥ずかしながら、先生の言っていることを聞くだけで精一杯(^^;
質問どころじゃなかったですねー。
ですから、こんな質問をおすすめします。
「〇〇について、どこまでわかっていますか」
「今、わかったことは何ですか」
そうすれば、相手のわからなさのレベルにあわせて、もう一度話すことができますね。
尋問みたいにならないようにご注意を~!