先週のことですが、土曜の夜にワークショップを開催しました。
ここは私が非常勤講師としてお世話になっている楽しい学校(Coto Language Academy)です。
先月から3回にわたり「コーチングから学ぶ、教え方のコミュニケーション講座」と題して行っています。
今回のテーマは『最初が肝心!学習者の目標設定について学ぼう』でした。
私たちは常に学習者の目標達成に関わっています。
それで、このテーマです。
ところで、ですね。
そういう私たち教師自身は目標に向かって頑張っているでしょうか。
私は思うのです。
生徒に「目標に向かって頑張って!」と言うならば、私たちも「目標に向かって頑張っていること」が大切なのではないかと。
それは、仕事をはなれた活動でもプライベートな趣味の世界でもいいと思います。
ただ、教師が「自分はこのままでいいけど、(あなたたち)生徒は頑張って!」というのは説得力がないように思います。
ちょっとエラそうなことを言っています。
そういう私も、以前はこれといった目標もありませんでした。
ただ漫然と毎週の授業をこなしている時期も長かった
その頃の私は、ばく然とこう思っていました。
「誰にでも合わせられる、何でも教えられるセンセイになりたい」と。
たしかに初期の何年かは、いろいろな授業、レベルを経験したほうがいいです。
ただその時期が過ぎ、『何でも屋』みたいに感じて、何のために教えているかわからなくなりました。
これでは、自分が楽しくないです
その頃の私は、ただ相手に合わせて態度を変えるセンセイになっていたのです。
つまり、ドラえもんの『スネ夫』です。
のび太には高圧的で、ジャイアンにはペコペコ・・・
『スネ夫センセイ』誕生です。
生徒と学校からのニーズに応えることも大切です。
でも、自分のニーズに応えることはもっと大切なことです。
喜んで仕事をしていると、人にもそれが伝わるからです。
・・・で、あるとき考えました。
「私はどんな授業をしているとき、嬉しい?」
「どんな人に教えたい?」
というわけで、
ワークショップのアイスブレイクでは「どんな授業に喜びを感じるか」を話してもらいました。
ここからスタートですね!
その後、レクチャーとワーク、質問やお悩みの共有をしました。
土曜の夜に集まるだけあって、みなさん熱いです。
今回は、より深みのあるフィードバックを多くいただきました。
私も講師をすることで、自分の知識や考えを整理したり、参加者の方から多くのことを学べます。
これからも、本物の知識とスキルをお届けするため、頑張ります!