私たちの感情は、一喜一憂している。

 

生徒の言葉に、態度に、その表情に。

 

「今日のレッスン、楽しかった!」・・・爆  笑

 

「先生の授業が好きです。」・・・ニヤリ

 

「今日は難しかった(ため息)・・・」・・・ショボーン

 

「ぜんぜん、わかりませんでした!!」・・・ガーン

 

 

以前は、

 

「楽しかった」と言われると舞い上がった。

 

「わからなかった」と言われただけで、落ち込んだ。

 

生徒からのフィードバックには、良くも悪くも感情が揺れる。

 

 

それは、

 

教師の仕事が、すべて人間相手だから。

 

「評価している」一方で、「評価されている」現実。

 

だから、気にせずにはいられません。

 

「学生たちは、どう思っているの?」

 

 

でも、あるときから、気にするのをちょっと辞めてみました。

 

自分がどう感じたのかを受け入れることは大切だと思います。

 

でも、相手の気持ちについて考えてもキリがないと思うのです。

 

 

考えたところで、生徒の気持ちはわからないし、それぞれの受け取り方は違うのですから

 

だから「学生はどう思っているんだろう?」って、考えすぎにないようにしてみませんか。

 

 

 

そして、こんなふうにとらえるのはどうでしょうか。

 

良いフィードバックは生徒が「レッスンを続けていること」「また教室に戻ってきたこと」

 

言葉で言われたことは「生徒が感じたことを言っただけ。それ以上でも以下でもない。」

 

 

そう思うと、

 

ポジティブな言葉には「ありがとう!」

 

ネガティブな言葉には「そっか、言ってくれてありがとね!」

 

・・・で、いいんじゃないでしょうか。

 

 

確かに、ネガティブなフィードバックを言われると、落ち込みます。

 

でも、その生徒は授業について、ひとこと言いたかっただけ。

 

授業が全面的にダメだと言っているわけではないですよね。

 

ましてや、教師の人格を否定するつもりはないのです。

 

 

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