(水平歩道にて)

 

もし地図もガイドブックもなしで、

こんな道を歩いて行くとしたら、どんな気分に?

 

切り立った崖の上を、

ゴールにむかうが、

曲がり角の向こうは見えない。

 

初めてのことに挑戦するときって、

やる気はあるけど怖いんですよね。

 

 

初回のレッスンで目標を聞くと、

学習者が「試験を受けたい」と言うことがあります。

 

以前の私は「じゃ、合格まで一緒に頑張りましょう!」

とやっていました。

 

 

 

何人かの学習者が脱落しました(涙)

 

「忙しいから勉強できない」と撤退。

 

「もっと違う勉強をしたい」と方向転換。

 

渡した宿題をだんだんしなくなり、フェイドアウト・・・

 

 

そうなると教えるほうは

「なんで?私の教え方がまずかった?」って思う。

 

「試験を受けたい」と言ってもいろいろあるんですよね。

 

 

「勉強しているけど目標がないので」

 

「知り合いが合格したから自分も」

 

最初からそれほど本気で合格を狙っていないことも。

 

そうすると

 

教師が熱心になるほど学習者はひいていく。

 

こうなると、

お互い気まずい汗

 

 

学習者に

もう一度気持ちを聞く必要があります。

 

「これが本当にやりたいことなの?」

 

 

試験勉強って、

「なんとなく」の人にはだんだん勉強がつらくなるだけ。

 

 

以前の私は

「みんな本気で合格を狙っている」

と思い込んでいたのです。

 

だから

「受けるからには、合格してほしい!」

という思いが強くて自分が前のめりでした。

 

これから、試験対策シーズンですね。

あなたの生徒さんの本気度は??

 

 

 

ーー

11月の傾聴入門アクティブ・リスニングセミナーは満席となりました。

セミナーのお知らせをご希望の方は

下記のメールマガジンのどちらかにご登録ください。

 

無料メール講座「日本語教師のためのコーチング10のコツ」申し込み

 

メールマガジン「日々こつこつ前進」申し込み