(水平歩道にて)
もし地図もガイドブックもなしで、
こんな道を歩いて行くとしたら、どんな気分に?
切り立った崖の上を、
ゴールにむかうが、
曲がり角の向こうは見えない。
初めてのことに挑戦するときって、
やる気はあるけど怖いんですよね。
初回のレッスンで目標を聞くと、
学習者が「試験を受けたい」と言うことがあります。
以前の私は「じゃ、合格まで一緒に頑張りましょう!」
とやっていました。
何人かの学習者が脱落しました(涙)
「忙しいから勉強できない」と撤退。
「もっと違う勉強をしたい」と方向転換。
渡した宿題をだんだんしなくなり、フェイドアウト・・・
そうなると教えるほうは
「なんで?私の教え方がまずかった?」って思う。
「試験を受けたい」と言ってもいろいろあるんですよね。
「勉強しているけど目標がないので」
「知り合いが合格したから自分も」
最初からそれほど本気で合格を狙っていないことも。
そうすると
教師が熱心になるほど学習者はひいていく。
こうなると、
お互い気まずい
学習者に
もう一度気持ちを聞く必要があります。
「これが本当にやりたいことなの?」
試験勉強って、
「なんとなく」の人にはだんだん勉強がつらくなるだけ。
以前の私は
「みんな本気で合格を狙っている」
と思い込んでいたのです。
だから
「受けるからには、合格してほしい!」
という思いが強くて自分が前のめりでした。
これから、試験対策シーズンですね。
あなたの生徒さんの本気度は??
ーー
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