日本語の教師の仕事について書きます。

 

語学の講師の仕事というと、単語や文法を教えたり、

文章を読むイメージがあるかもしれませんね。

 

私は会話のレッスンに一番興味があります。

 

「興味のあることについて、とことん話してみたい人」

「知識は充分だけど、伝え方をもっと磨きたい人」

 

学習者が日本語を使って

やりたいことが実現できるようにサポートしたいのです。

 

その人が日本語を使って、

伝えたい場面で

伝えたい相手に

自分の伝えたいことが伝わること。

 

 

そのためにはその人が

自分のアイディア、

意見を物語を自由に話せるようになること。

 

 

その人が語ろうとして選んだ話題や語り方、よく使う言葉はその人自身をよく表しています。

言葉はその人そのものなんだなあと感じます。

 

 

私たち教え手にとって大切なのは

話を聴くこと、

教えること、

フィードバックすること。

 

学習者が自走できるようにサポートすることだ思うのです。

 

 

 

言葉の向こうにあるもの

 

その人が本当に語りたいことを生き生きと語るとき、

その人だけが持つ物語を聴いたとき、

「こういうヒトだったんだ!」

と宇宙人に遭遇したような衝撃。

人間は驚きと発見に満ちていると感じます。

 

私はコーチングを学んでから学習者自身について

「もっと知りたい」

「もっと話を聴きたい」

と感じるようになりました。

 

 

そういう興味関心は相手にも伝わるみたいです。

親しい人と真剣に話し合いをするようにレッスンをする。

そうなるとレッスンがもっとおもしろくなるかもしれません。