マザーセラピー&青少年こころ教育

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母と子供の幸福を実現します。

 

質問:以前に感じていた気分を繰り返して思い出して感じるのは感情ですか?気分と感情の違いが簡単なようでよく分からないときもあります。

 

答:気分は感覚器官の刺激があるときだけ感じられ刺激がなくなると、そのときに感じたものもなくなります。

感覚器官は視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚であり、目で見るもの、耳で聞くもの、肌で感じるもの、鼻で匂いを嗅ぐもの、口で味を感じるものを指し、刺激があるときだけ生まれて感じられるのが気分です。

反面、感情は感覚器官の刺激がなくても継続して同じ気分を感じるのが感情です。つまり、感覚器官の刺激がなくても当時の気分が持続していると感情です。

気分と感情はこのように区分されますが、区分が難しい理由は気分も感情も本人が感じるときは同じものを感じているからです。

以前の気分を繰り返して思い出して感じるなら、女性の場合は感情です。女性は気分も感情も感じるからです。しかし男性は感情を感じることはできず気分だけを感じています。したがって男性が以前の気分を思い出して感じているとすれば、実際の刺激はありませんが、当時の気分を自分が推測して感じているだけです。なので当時とまったく同じ気分を感じるのではなく、今の自分の気分が良ければ当時の気分も良いものとして感じられ、今の自分の気分が悪ければ当時の気分も悪いものとして感じられます。つまり男性の場合は当時の気分の気分が今の状態によって感じるものが変わってきます。しかし感情を感じる女性の場合は常に同じものを感じています。

 

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