気が付いたら1年ぶりの日記。
去年の秋は自分が通信制の大学を卒業する前でレポートや試験やらバタバタ。
子どもも浜学園に通塾し始めてバタバタ。
結局、中学受験はしないだろう、ということで塾通いも家庭学習もお休み。
夫曰く「進研ゼミ真面目にやっていれば落ちこぼれることなんて無い。」と。
でも、進研ゼミを真面目にやれなかった私のような人間が世の中にはいっぱいいるんですよね。
長女は進研ゼミを真面目にできるタイプの子で、勉強が好きならもっと高みを目指してほしいと思いつつ、今はショッピングしたり、料理したり、習い事を楽しんだり、ゆるくあれこれやりたいみたいなので、まだ小学生なのであまり外野がプレッシャーを✖︎ことはせず、楽しんでもらえればと思っています。
私は「ママがもっと頑張れば、子どもはもっと優秀になる」とどこかで前は思っている部分がありました。なので、ヤマハのJ専や浜学園のプリントなど、先輩ママさん達がされるように私も子供をサポートしないといけないとある時は楽しみながら、ある時は疲弊しながらやっていました。
でも、だんだん、周りの人たちで「こんな人たちになってほしい。」と思う人たちの子供の頃のことを思い返すと、私のように手を焼いているママのもとで育っている人はあまりいなかったんですよね。
きっと皆さん、見えないところでいろんなサポートがあったのだと思いますが。
体力の無い私がこれからまだまだ子育てをすると考えた時、他の人と同じようには出来ない!と気付きました。体力もお金も無いのに、やりたいことも色々あって、そんな私が子どものことを色々世話できるはずないんです。
でも、子ども達にはおそらく親のサポートが「本当に必要な時」がきっとあって、その時には手続きやイベントに顔を出したり、お金を振り込んだり、親の役割を果たしたいと思っています。
そう考えると、その大事な時期に自分がバテてないように、もうちょっとのんびりしておきたいと思ったりしました。←結局は言い訳です
世の中には、ハイパーなママさん、パパさんがいっぱいいて、常にサポートしながら、「本当に必要な時」には最強のサポート体制を用意できる人もいます。
でも、自分はそういうタイプじゃないんだと分かったんです。
みんなと同じようなことが出来ないなら、もう自分がやりたいことをやろう、これが私が至った結論。別に「他の人と違うことをやろう」とマーケティングを行った上での差別化を図ろうとしてるわけではなく、仕方なしの結論です。
でも、これで色んなことが吹っ切れました!
私は通信制の大学を卒業し、福祉関係の仕事を細々と続け
ずっとやりたかった留学生のホストファミリーを今はしています。
高校生の留学生には毎日お弁当を手作りして持たせます。
私はR君が来日する前から「日の丸弁当などは、アニメで見たことがあって留学生は喜びますよ。」と先輩ホストファミリーの方々から聞いていたので、作るのを楽しみにしていてこんなお弁当の本を色々と読んでいました。
それで、結局来日した週に本人と話すと「白いご飯は食べられない。」「アメリカの食べ物みたいの方が良い。」「日本食は興味ない。」という感じで、今は育ち盛りの彼が母国のご両親が心配しないように栄養のあるものを食べるには、彼の母国の料理を私がインターネットでレシピを調べて作るという感じに。彼は、日の丸弁当なんて一生食べないでしょう!
でも、同じくホストファミリーをされている方の話を聞くと、他の家の子達は海藻やおにぎり、日本のものを興味を持って食べているとのことなので、人によりけりなんでしょうね。
私自身の経験から私は「食」というのは人と人を繋ぐ素晴らしいもの!と勝手に思い込んでいる部分がありました。
留学の経験や、23カ国の人たちと共同生活をしながら農業をしていた時期もあって、「その国にわざわざ来るということは、その国の文化や食に興味が少なからずある。」と思っていたんです。
なので、今回のホストファミリーの経験は私にはある意味ショックでした。
今は毎日インターネットで彼が好きそうなレシピを検索。それを日本の食材を使って作るという「そんなことまでしなくてもいい」ことをやっています。
実際作ってみると、向こうの料理も美味しくて、R君は「日本の文化を知る」よりも、「自分の文化を知ってほしい」部分が初日からすごく大きいので、それで本人が日本で少しでも心地良くなるのであればそれで良いか、と。
「留学って、その国のことを積極的に知ることでしょ?」という私がかつて思っていた勝手な思い込みは今一旦おいてあります。
ここまで書くとものすごくわがままで自己中心的な留学生を受け入れているんだと思われるんですが、R君がとても優しい子なんですよね。
真面目で良い子で、ただ純粋に興味もないし、食べたくもない、という感じなんですよね。
別に「食べるのが嫌い」なわけではなく、すでにある「好きなもの」(アイスやマクドナルド、チョコ、ポテトチップス、コーラ、自分の国の料理」は好き。母国愛もすごいので、そういうところも関係しているのかな。
初めは「好き嫌い」で残すなんて!と怒っていた夫も段々どうでも良くなってきたようです。
私も、もし、我が子が無償で衣食住を提供してくれるホストファミリーにお世話になる時があれば「なんでも感謝して食べるんだよ。アレルギーとかで食べられない限りは、あなたのことを想って用意してくれるんだから、『ありがとう。』といただくんだよ。」と我が子に話すと思います。
でも、育てられ方や生きてきた環境、そこで持ち合わせているプライドや自己肯定感など、色々ありますから、「大人」ではない高校生に言える部分もあれば、「そういう考えなんだな。」とそのままで応援しなくてはならない部分もあると感じます。
でも、そんなことばかりやってると、今度は学校で浮いてしまうので、「そういう発言をすると、日本の人はびっくりするし、あなたの良い部分を見てもらえなくなるから、それははっきり言わない方がいいよ。」や「そういう言葉は、日本の人は見下されているように感じるから気をつけた方がいいよ。」など、最低限のことを伝えるようにしています。
それも、きっとすぐには腑に落ちないで、母国に帰って、社会で仕事をするようになってから、「そういえば日本でそんなことを言われたな。」と思い出すのかもしれません。
「大学を卒業するまではできない。」と自分の中で一番我慢していたのが留学生のホストファミリーだったので
コロナ禍で心配もありましたが、今は「やっとやりたいことができる!」という感じでとても嬉しいです。
「ママがやりたがってる。」という感じで始めたホストファミリーですが、子ども達には大きな環境の変化。
過干渉だったママが全く口うるさくなくなったので、子ども達は近所の友達と遊び始めました。
任天堂Switchも留学生と遊ぶのに良さそうと購入し、家族でマリオカートにハマり、たまーに私の中の「真面目鬼」が「本当にこんな遊んでて大丈夫なのか?」と釘をさしますが、子どもは子どもで留学生の子に声をかけて一緒に遊んだり、家のお手伝いをしたり、自然と自分で考えて動いていて、これはこれで「我が家らしい」過ごし方で良いのかもしれないとうるさい「真面目鬼」を封じ込めることができました。
今日読んだ本
現在使っているのがI phone 13 pro max。「新しい機種が出たら買い替え」の人間でないので、数年また長い間使うつもりで購入しています。
でも、I phone 14と一体何が違うのか気になるんですよね。ネットでも調べられるけど、やっぱり雑誌は情報のまとめ方がとっても上手!わかりやすい。
加えて、去年から周りのママさん達が着けていて気になっているApple watchの特集も。
ファッション雑誌でもたまに特集していますが、Mac Fanは機能や用途はもちろん、ファッション雑誌に負けずデザインの部分にも焦点を当てて記事になっているので、夫婦でデジタルデバイス、ガジェットについて知っておきたい時にも読みやすいと思います。