このあいだ、

TOKYOMXで放送されている「フランス人がときめいた日本の美術館」

という番組で、

ずっと、

ずっとずっと行きたいと思っている「青森県立美術館」

が紹介されていました。

 

美術館でアートを楽しむのもなかなか厳しい今日この頃ですが、

 

テレビ画面を通してでも

館内を巡っている気持ちになれるというのは

贅沢な時間だなと思ったりもします。

 

美術館に展示されている「あおもり犬」は、

 

大好きな奈良美智さんの彫刻作品。

 

 

季節や、

見る角度によって、

 

ぜんぜん違う表情に見えるから不思議です。

 

 

雪の日はなんだか寂しそうだし、

青空の下にいると、のんびりやさんにも見える。

 

何も語らないからこそ、

何を考えているのかなあと、

 

いろいろ想像が膨らみます。

 

そういえば、

 

日本の伝統芸能である「お能」も、

 

物語の内容、場面によって

いろいろな表情に見えるよう、

 

あえて無表情に作られているというのを

聞いたことがあります。

 

 

演者が命を吹き込み、

観客が想像を膨らますって、

 

「あおもり犬」もそうですが、

 

なんだかすてきだなあと思うのでありました。

 

大好きな椎名林檎さんの

「野生の同盟」という歌の中に、

 

「真相なんて何時だって物音ひとつしない

 しじま一点に宿ってるんだ」

 

という言葉が綴られていましたが、

 

なんだかぐっと胸の奥を掴まれるような気持ちがします。

 

 

何かに心が囚われそうになってしまったときこそ、

ゆっくり目を閉じて、

 

自分の感覚を信じて

たいせつなものを見失わないようにしていたいと

思う今日この頃なのでありまする。

 

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