誤解を解くために書いた先日の記事(→コレ )が、さらなる誤解を招いているようなので

改めていろいろ書きます。

 

長くこうして思うことを綴らせてもらっているので、

もう言わなくてもわかってもらえているとばかり思っていましたが、それではいけませんね。

 

当然ですが、糖尿病には様々な種類があって、1型糖尿病や2型糖尿病、その他の原因によるもの・・・本当に様々です。

 

私が子供のときには、正確な知識もなければそんなこと知りたくもない時期もありましたが、

今では当然、どの種類の糖尿病でもそれぞれの大変さを知っているつもりです。

 

2型糖尿病は生活習慣だけで起こる病気ではなく、遺伝と環境の両方の因子が関わって起こります。

もちろん、遺伝因子が強い人もいれば環境因子が強い人もいます。

 

今でも一般的に糖尿病=贅沢病というイメージがありますが、

それは、真面目に取り組んでいない一部の糖尿病の人たちが作り出したイメージで、

メディアがそれを助長していることろが大いにあると思います。

2型糖尿病=不真面目では決してありません。

 

2型糖尿病の方で、一生懸命にコントロールされている方をたくさん知っています。

さらに言えば、1型糖尿病=真面目でも決してありません。

人それぞれです。

 

そして、ここでは具体的にどう治療したらいい・・・というようなことは書いていません。

個人個人で合っている治療法が全く異なるからです。

カーボカウントが合っている人もいれば合わない人もいる、

超速効型インスリンよりも速効型インスリンの方が合っている人もいる、

糖質制限が合う人もいる・・・

それに、それぞれの主治医や本人の考え方の違いがあります。

ここでは、あくまでも私の16年間の経験や考えを伝えることはしますが、

治療法や自分のHbA1cなどはあえて書きません。

 

今では普通にこの病気のことを言えますが、

私が子供のときは、とにかく ”糖尿病” という名前が大嫌いで、

口にもしたことはありませんでした。

”豆乳” も・・・・・口にすると似ているので聞くのもいやでした。

糖尿病だというと ”最近の子供は贅沢だからね” と、言われてしまう始末。

そんな ”贅沢病” のイメージを抱いている大人が大嫌いだったし、

メディアでふざけて糖尿病のことを言っているのを聞くのも大嫌いでした。

そんなイメージをどうにかして変えたいと思い、

とにかく今は突っ走っています。

 

こんなひねくれた私ですが、ネットを通じてたくさんの方々がメッセージをくださり、

その中には型や年齢なんて関係なく本当に様々な方がいて、

とてもいい刺激になっています。

 

いつもみなさんから、ご自分のことを教えてもらっているので、

今度は少しずつ私の発症からのエピソードを綴っていこうと思います。

 

同情してほしいわけではなく(むしろ同情は大嫌いでした)、知ってもらいたいので。

 

私の一番の目標は糖尿病の子供たちの力になること。

自分で自分を守る術をまだ知らない子供たちの力になること。

もちろん、その子供たちは大きくなっていくし、

成人発症の人もたくさんいますので

将来は年齢、型を問わず診れる医者になりたいなと・・・・思っています。

そんな想いを込めて、続けていきます。

 

よろしくお願いします。