十全大補湯
今、「十全大補湯」+附子を煎じています。甘い生薬の香りが…これから本格的に寒くなりますね。風邪をはじめ感染症にかかりたくないですよね。東洋医学では「気」が不足していると感染症にかかりやすくなる!言われています。私自身日々実感しています。今日は、「気」を補う漢方方剤の中で「血」も補ってくれる『十全大補湯』を紹介します。気を補う方剤『四君子湯』と血を補う『四物湯』更に、気を補い体の表面へ流す『黄耆(おうぎ)』に気の巡りをよくする『桂皮』から出来ています!正に気血を補う方剤です!では実際どういう状態の人が気・血不足なのか見てみましょう!気の不足を「気虚(ききょ」」といいます。「気虚のサイン」疲れやすい、風邪をひきやすいといった体力の低下食欲がない、消化不良、便秘、下痢といった胃腸の不調気分が落ち込みやすくなったりします。血の不足を「血虚(けっきょ)」といいます。「血虚のサイン」疲れやすい、ふらつき、めまいなど貧血に近い症状の他にものを見ようとしたら焦点が合わない目が疲れやすい爪がすぐ割れる考えがまとまらない筋肉がつりやすいまた不安・不眠の原因にもなります。女性は「月経困難症」「更年期障害」を重くすることにも、つながります。気・血を補う『十全大補湯』気虚・血虚両方ある人に合う方剤です。これからの季節、東洋医学も味方につけて元気に過ごしていきましょう!食養生も取り入れてみて下さい薬膳紹介リンク↓↓↓気虚薬膳ブログ血虚薬膳ブログ免疫力アップ薬膳ブログ