覚悟。 | 『透明』

『透明』

透明で在りたい。
どこまでも…
どこまでも…

透明で
ありたい。


主を知る術の無い者たちに、
主を知る術に。



主を知る術の無い場所に、
主を知る術に。




私は、
主をお運びするロバに過ぎず、



私を必要としているんじゃない。





ただただ、
私は、
主を必要とする場所に、
主がお使いになるツールでしかない。










たった一人の献身によって、
多くの者の命が救われ、



たった一人の涙、我慢、苦しみによって、
多くの者の命が助かるならば、





喜んで、
犠牲になろうではないか。




喜んで、
旅立とうではないか。








私の行く道は決まっていて。


妬みを抱こうが、自分を責めようが、
過去に捕らわれようが、


私の道はもう、
主の道しかなく。




それがこの先、
どう阻もうとも、
どう阻まれようとも、





私には、
その道しか生きられない。






ならば。









それだけで、
じゅうぶん、
肩の荷が降りるではないか。






無駄な抵抗はやめて、
進んで行こう。







愛せない、
あの人が嫌い、
あいつが憎い、
妬みが苦しめる、
過去が裏切る、





そんな負の感情を抱いたって、
私の道をもう行くしかないのだから。




地球が反対に回ろうが、
明日自分の命が無くなろうが、




私は、
進むしかない、主の道を。





私は一度死んだ者。
だけど、
主が私を生き返らせた。




主が私をお使いになりたかったから。




その理由は、
主の側にある。




だから。






もはや、あの瞬間から、
私の命は、
私のものではなくなったんだ。







そうさ、
私は主のものになったんだ。





それだけで、
じゅうぶん、
生きる喜びが湧いてくる。






Hallelujah!!!