２００５年公開の日本映画『メゾン・ド・ヒミコ』を鑑賞しました。
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約２０年も前の作品ですが柴咲コウ・オダギリジョー出演に加えゲイである父親が建てたゲイ専用の老人ホームが舞台とかなりマニアックな設定に興味を持ってしまったので👬←ﾔﾒﾚw
ザクッとあらすじ
借金を抱えている沙織(柴咲コウ)は小さな塗装工務店の事務員をしているが毎日風俗店の求人雑誌の高額給料を眺めている。
(※画像お借りしました※)近頃岸本春彦(オダギリジョー)と名乗る男から何度も電話がありずっと相手にしないでいたがついに職場にやって来てしまう。
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仕方なく面と向かって春彦と話をすると幼い頃沙織と母を置いて家を出ていってしまった憎き父親が建てたという老人ホームで日曜日だけアルバイトをしないかと割りのいい時給を提案される。悩む沙織だが時給の高さには勝てず次の日曜日教えられた老人ホームへ向かう。
(※画像お借りしました※)父が建てた老人ホームの名前は【メゾン・ド・ヒミコ】。
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だがそこはラブホテルをプチ改装しただけで名ばかりの老人ホーム。
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中に入ると春彦が出迎えてくれるが入居者は女装した老人やオネエ言葉のおじいさんなどクセの強い男性ばかり。
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沙織がまだ幼い頃に父はゲイとカミングアウトをし妻子を捨てゲイバーのママ・卑弥呼(田中泯)として生きバーの引退後にこの老人ホーム【メゾン・ド・ヒミコ】を建てたのだ。
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そして沙織にアルバイトの声を掛けてきた春彦は父の恋人で現在このメゾン・ド・ヒミコの経営を実質担っているという。
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卑弥呼は末期ガンに侵され余命も僅かだという。卑弥呼が他界する前に父娘でわだかまりを解いてほしいという春彦の一方的な願いに沙織は今さら？と腹が立ち親子関係は悪化する一方。
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日に日に衰弱していく卑弥呼を前に沙織はずっと心を塞いでいたある質問を思いきって問いかけてみる。
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私たちを捨てて幸せだった？
私たちを思い出すことはなかった？
家族、性別を全て捨ててまでも生きることを決意した卑弥呼の返答は・・・
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【ゲイ専用の老人ホーム】というからギャグ映画かと思ったら大間違い💦とてもシビアでセクシュアル問題を考えさせられるストーリーで「これ本当に２０年前？」と思うような仕上がり。
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今でこそＬＧＢＴや性同一性障害など認識をされてきていますが２０年前でよくここまで描写できたなぁと。
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性自認とありのままで生きることの難しさとありのままに生きたことでの身近な人に対しての難しさが最終的なテーマなのですが決してじめじめと重いわけではなく✋かといって軽くなりすぎず程よいテンポで非常に難しい問題を映画に織り交ぜつつもどこかコミカルで出てくるキャラもいい人ばかり！またふと見直したくなるような不思議な魅力にあふれた映画でした。
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私は女装趣味のオジサンがずっと着ずに部屋に掛けてある洋服たちを沙織の後押しによって初めて袖を通しコスプレ大会をしたあとそのままの勢いでクラブへ行くんだけれどそこで沙織に女性トイレに付き添ってもらうシーンがグッときた。
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「トイレでお化粧直しをするのがずっと夢だったの・・」と涙目でリップを塗るシーンが感動。考えてみたら男子トイレでメイク直しなんて絶対に出来ないもんね(泣)夢がかなって良かったね～とウルウル。
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若かりしオダジョーは竹内涼真似(笑)ほくろの位置も株るんよ🤣🤣
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そして中盤にキャスト名見るまで全く気付かなかった西島秀俊(笑)声は変わらないけれどすけ●まし過ぎる役柄で全く気付かなかった🤣🤣
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ゲイ役オダギリジョーとすけこま●役の西島秀俊(笑)今なら絶対にオファーしないキャラ設定も見もの！
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クラブでみんなで踊るダンスシーンは映画名シーンの１つに入るくらい素晴らしいシーンです🕺
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柴咲コウは２０年前でも何にも変わらさすぎて怖すぎるくらい🤣🤣
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２０年前なので今ではピーー🤫ばかりの禁止ワード満載の映画「メゾン・ド・ヒミコ」の予告編はこちらから。
ラストで早くもアベノマスク←ﾔﾒﾚをはめている柴咲コウが見ものです(笑)だけど何故マスクをはめているのか調べたけれど意味が分からない。マスクの意味が分かる人いたら教えてほしい😷
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子供がお菓子を前にしたときのような顔のジュンスだよΨ(｀∀´)Ψｹｹｹ
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